中京大学の橋本・秋月研究室
大阪工業大学の野田研究室
先進AI・ロボティクス技術に関する合同研究会を実施
中京大学工学部の橋本学教授と秋月秀一講師の研究室は11月1日、大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部の野田哲男教授の研究室との「先進AI・ロボティクス技術」合同研究会を名古屋キャンパスで開催し、両校合わせて約70人が参加しました。両者による合同研究会の開催は今回が初めてです。橋本教授と野田教授は同じロボティクス分野の研究をしており、最近はNEDOの人工知能関係プロジェクトにも共同参画しています。そのため、教員だけではなく、学生を含めた研究室間の連携強化を図り、表記技術に関する意見交換を活性化、現行プロジェクトの加速と新規の連携研究テーマの提案につなげることを目的に開催されました。
研究発表と質疑応答の様子
今回、大阪工業大学の野田研究室が名古屋キャンパスを訪れ、両校の紹介と個々の研究を紹介しました。個々の研究紹介では、両研究室が保有するロボットや画像センシングに関する最新の研究成果、計20件が発表されました。たくさんの質問があがり、休憩時間にも研究内容に関する議論が続くなど、活発な研究会になりました。その後、工学部が管理しているアドバンスセンシング実験室と、先端共同研究機構のヒューマン・ロボティクス研究センターの見学会が行われ、お茶会ロボットの実演などがおこなわれました。
ヒューマン・ロボティクス研究センターを見学している様子、休憩時間にくつろぐ大工大の学生さん
大阪工業大学の野田教授は、今回の合同研究会について「今回の交流をきっかけに、互いの研究を補完し、より深く研究を進めていく関係として、今後も交流を深めたい」と述べました。橋本教授は、「同じ分野ですばらしい成果を上げている仲間と交流し、モティベーションがあがっている様子が伝わってきました」、秋月講師は「質疑応答の様子から、学生さんたちが自分自身の課題をしっかり意識していることがわかり、勉強になりました」とそれぞれ振り返りました。
(写真左から)橋本学教授と野田哲男教授
合同研究会に参加した両研究室の学生さんたち