総合政策学部・桑原英明ゼミ、法学部・京俊介ゼミ
愛知・三重・静岡・京都の7大学8ゼミで合同ゼミを実施

 総合政策学部・桑原ゼミ(桑原英明教授)と法学部・京ゼミ(京俊介教授)は7月8日、7大学8ゼミの計102人で合同ゼミを行いました。参加大学・ゼミは、愛知大学法学部・加藤ゼミ、愛知学院大学法学部・林ゼミ、椙山女学園大学現代マネジメント学部・高ゼミ、同志社大学政策学部・入江ゼミ、浜松学院大学現代コミュニケーション学部・伊藤ゼミ、三重大学人文学部・須川ゼミです。
 この合同ゼミは2013年から始まり、コロナ禍で中止となった2020年を除いて今年で10回目。元々は愛知県内の大学で行政学系ゼミの参加により行われていました。一昨年からは静岡県の大学、昨年は京都府の大学、そして今年は三重県の大学が新たに参加し、広範囲から学生が参加する催しとなりました。今年度は愛知学院大学名城公園キャンパスにて実施されました。
 今年のテーマは「コロナ対策の検証と展望」。テーマに関する5冊の新書から1つを課題として選択。午前から行われた分科会でチームごとに意見をまとめ、午後は予選発表会を行い勝ち抜いた2チームが決勝で発表を行いました。教員と学生による投票で、最優秀報告チームが選ばれました。

学生のコメント

他大学の学生と交流したことで、新たな視点や思考に触れられた刺激的で貴重な機会でした。私たちの班は、コロナ禍におけるWHOの対応、それに対する改善策を検討しました。意見を交換する中で、同じ班の仲間と仲を深めることができ、非常に良い雰囲気で発表会に臨めました。班のメンバー全員で作り上げたプレゼンテーションで、最優秀報告チームに選ばれて非常に嬉しい気持ちでした。また、他チームの発表を見る中で、スライドの見せ方や提案の工夫など吸収できることが多くありました。協力して何かを創り上げることの素晴らしさに改めて気づくことができ、成長に繋がる多くのヒントを得ることができました。

渡邉しずく(法学部3年)

今回の合同ゼミでは、他大学の学生との交流や発表だけでなく、事前準備の段階でも多くの学びや経験を得ることができ、有意義な時間を過ごすことができました。事前準備では、政策案が多く挙げられず、自分たちの政策提案能力や課題解決能力の低さを実感しました。しかし、発表のリハーサルで先生やゼミのメンバーから多くの指摘によって、ブラッシュアップすることができました。またグループ討議では、他大学の学生と意見を交換したことでより幅広い視点から政策提案を行うことができました。同じ本を読んでいても政策提案は多種多様で多くの発見がありました。他大学の学生と討議し、チームワークを発揮して物事に取り組むことの大切さや多様な価値観を学ぶことができました。合同ゼミで得た課題や経験をこれからのゼミ活動に活かし、自分自身の成長に繋げたいです。

阪野淳聖(総合政策学部3年)

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法学部・渡邉さんの質問の様子

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総合政策学部・阪野さんのチームの発表の様子

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集合写真

2023/11/02

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