総合政策学部佐藤茂春のゼミ生
NRIマーケティング分析コンテスト2022で優秀賞

 総合政策学部佐藤茂春教授のゼミ生は12月20日、野村総合研究所主催「NRIマーケティング分析コンテスト2022」で優秀賞に選ばれました。同コンテストは、企業が単独で行う広告・マーケティング領域でのコンテストとして国内最大級です。今回101件の応募から、最優秀賞(1作品)に次ぐ優秀賞(1作品)に選ばれました。

 優秀賞に選ばれたのは「アーリーアダプターを多く取り込むのに効果的な広告の形」(山田凌大さん、中村五馬さん、廣瀬光大さん、東畑愛梨さん、永井颯真さん)です。イノベーター理論において、アーリーアダプターと呼ばれる層は、商品やサービスが広く普及するかどうかのカギを握っているため重要なグループとされています。今回山田さんのグループは、アーリーアダプターを多く取り込むために有効なCMの形を提案しました。審査員からは「アーリーアダプターを採用時期ではなく、心理的特性から導出し、選好されやすいTV広告の内容を分析している点は興味深い」などの評価を受け、今回の受賞となりました。

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(写真左から)東畑愛梨さん、永井颯真さん、山田凌大さん、廣瀬光大さん、中村五馬さん

 また今回、同ゼミから「CMの冒頭5秒の広告効果と冒頭5秒に適した特徴」(川地凌矢さん、浜田南帆さん、杉本泰志さん、中亮太朗さん、内藤夕莉さん)が最終候補作品に選ばれました。

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(写真左から)浜田南帆さん、杉本泰志さん、川地凌矢さん、中亮太朗さん、内藤夕莉さん

学生のコメント
優秀賞受賞「アーリーアダプターを多く取り込むのに効果的な広告の形」

 この度は優秀賞をいただくことができ、嬉しく思います。2021年に引き続き二度目の挑戦で受賞することができたため、とても驚きました。チームのメンバーや他のチームで共に取り組んだ仲間、教授の協力のおかげで受賞につながったと思っています。今回、優秀賞をいただきましたが、まだまだ改善できる点はあります。今後はそういった改善点を皆と共有して、さらに研鑽を重ねていきます。

山田凌大

 今回、優秀賞をいただくことができ、嬉しく思っています。私たちが受賞できたのは、総合政策学部で経営学や経済学など幅広く学び、佐藤ゼミで様々なデータ分析手法を身につけることができたからです。今回の受賞を励みとし、今後に生かしていきたいです。

中村五馬

 数多くの参加者の中で今回受賞することができ、驚きと喜びを感じています。チーム一丸となって、最後までやりきることができ、達成感も感じています。今後の自分の活動にこの経験を生かしていきたいと思います。

廣瀬光大

 今回のマーケティング分析コンテストは、自分の大学生活の中でとても大きな財産となる経験でした。分析やパワーポイント作成をみんなで協力して行うことで、チームワークを高めることができました。これからの大学生活や就職活動に活かしていきたいと感じました。

東畑愛梨

 今回のコンペを通して、グループの運営の仕方やパワーポイントのレイアウトの考え方を学ぶことができました。先輩方の力を借りる機会が多かったですが、自分に与えられた仕事はしっかりこなせたと思います。チームでの頑張りが結果に繋がってとても嬉しく思います。

永井颯真

最終候補作品「CMの冒頭5秒の広告効果と冒頭5秒に適した特徴」

 私はチームのリーダーとして参加しました。佐藤教授やゼミの仲間が協力してくれたおかげで乗り越えることができました。特に、今回初めてコンペに参加した後輩たちには、信じて着いてきてくれたことに深く感謝しています。今回、私たちがこだわったテーマ設定の部分を評価していただけましたが、分析部分の説明に甘さがありました。次回は入念に説明資料を作り込みたいです。

川地凌矢

 今回この様な高い評価をチームとして頂いて嬉しく思います。データの収集から分析、スライドにまとめるまでの様々な工程の中で、チームの皆さんには助けられました。代表の川地くんをはじめ、2年生と共に協力してプロジェクトを行うことが出来て貴重な経験をする事ができました。

浜田南帆

 私は何も分からない状態からスタートしましたが、真摯に教えてくださった先輩方や佐藤教授のおかげで、最終的に高い評価をいただくことができました。今回の結果に満足せず、今後は後輩に教える側になれるように精進したいと思います。

杉本泰志

 私自身はじめてのプロジェクト参加でした。同じ目線に立ち指導していただいた先輩方、佐藤教授のおかげで最終候補まで残ることができました。今年度も参加する予定なので、前年度よりも良い成績を残せるように尽力します。

中亮太朗

 右も左も分からない状態でプロジェクトに参加したため、チームの足を引っ張ってしまうのではないかと不安を抱いていました。佐藤教授や先輩方に助けていただき、最終選考まで残ることができました。今回のプロジェクトを通して得た経験を今後の活動に生かせるよう、日々努力を重ねていこうと思います。

内藤夕莉

2023/06/29

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