豊田市立若園小学校で一次救命処置の講習会を実施

 豊田市立若園小学校の教職員を対象とした、一次救命処置(心肺蘇生法およびAEDの使用方法)の講習会が5月25日に行われ、本学アスレティックトレーナーの大見卓司(スポーツ振興部)さんが講師として参加しました。
本講習会は、学校現場において教職員が適切な一次救命処置が実施できるようになることを目的としています。
 講習会には約40名が参加し、まずは講義形式で一次救命処置の必要性に関する説明をしたのち、心肺蘇生法およびAEDの使用方法に関する実技を行いました。

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AEDの使用方法の説明場面

 参加した教職員の方からは、「実技の実施方法だけではなく、なぜその対応をとるのかという根拠まで知れたことが良かった。」「人工呼吸が必要となる場面が分かって良かった。」「学校内にあるAEDの設置場所を再確認しようと思った。」といった声が聞かれました。

 講師を務めた大見さんは、「誰もが一次救命処置の必要となる場面に遭遇する可能性があります。その際に、勇気を持って行動するための一助となるように普及をしていきたい。」と語りました。

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心肺蘇生法を実施する教職員の方々

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一次救命処置の必要性を説明する座学の様子

 本学では教職員の専門性を生かした地域貢献活動を進めています。

2023/06/01

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