国際教養学部の山口祐生さん 南山大学ドイツ語弁論大会で3位入賞

 南山大学ドイツ語弁論大会が11月21日、南山大学で開催され、山口祐生さん(国際教養学部4年)が「弁論の部」で3位に入賞した。

 本大会は、ドイツ語で書かれたテキストを理解し、それを口語表現する「ドイツ語オーラル・インタープリテーションの部」とドイツ語による自作文章の発表をする「弁論の部」の2部構成となっている。

 山口さんが出場した「弁論の部」は、ドイツ語圏滞在が一年以下のドイツ語学習者が出場することができる。山口さんは2018年9月から12月まで、国際教養学部の「海外課題研究」で4カ月間ドイツ・デュッセルドルフの語学学校に通っており、帰国して2年近くが過ぎ、ドイツ語を忘れかけていると感じていたところ、「弁論大会」のことを知り、「ドイツ語を勉強し直す良い機会になるのでは」と考えて大会への出場を決めた。

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山口さん

【以下、山口さんの弁論詳細】

タイトル:Meine Erfahrung mit Interviews von deutschen Fußballfans
     (ドイツのサッカーファンにインタビューをした経験)

概要: 4カ月のドイツ滞在の間に22回にわたってスタジアムでブンデスリーガを観戦し、50人ものドイツ人のサッカーファンにインタビューをした。インタビューの際、はじめは文法的な間違いを恐れてドイツ語をゆっくりと話していたが、ドイツ人の友達のアドバイスがきっかけで、失敗を恐れずに速いテンポで話すことを心掛けるようになり、その結果ドイツ語が上達した。インタビューを通してドイツ語が上達しただけではなく、見知らぬ人にも積極的に話しかけられるようになり、以前よりもオープンな性格になった。

2020/11/30

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