現代社会学部成ゼミ生 「子ども食堂へ善意のお届け」フードパントリーに参加

 現代社会学部の成元哲ゼミに所属する学生5名が、8月22日に豊田市福祉センターで開かれたNPO法人フードバンク愛知主催のフードパントリーに参加した。

 フードバンクとは、安全に食べられるのにさまざまな理由で、市場に流通出来なくなった食料品を企業などから寄贈を受け、必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で提供する活動およびその活動を行う団体のこと。また、フードパントリーとは、ひとり親家庭や生活困窮者など、生活に困っている人を対象に食品を無料で配付する活動のこと。フードバンク愛知は、あいち子ども食堂ネットワークと協力して、拠点の北名古屋市で子ども食堂(地域の子どもやその親らを対象に、無料または安価で食事を提供する活動)を運営する団体へ食料品供給を開始したが、受け取りに来られるのは近隣の団体のみ。豊田市をはじめ三河地域の団体は、北名古屋市を訪れることが難しいため、同法人が今回初めて出張に乗り出した。

 成ゼミ生たちは、研究活動を兼ねて本活動にボランティアとして参加。豊田市内の子ども食堂など、16団体の担当者の車に食料品を積み込む配布作業を行った。

子ども食堂への寄付品の積み下ろし作業 中京大成ゼミ3年 安松、上條.jpg 外国人児童への学習支援NPOトルシーダへの食品の寄付提供.jpg
食料品を積み込む成ゼミの学生たち。食料品はNPO法人などの団体へ届けられる。

食品を受け取った親子の声を聞くためのカード.jpg
食品を受け取った親子の声を聞くためのカード


 フードバンク愛知は、9月5日にも岡崎市でフードパントリーの開催を予定しており、成ゼミ生たちは、今回同様ボランティアとして参加する予定となっている。

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フードバンク愛知へのインタビュー調査の様子
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 なお、今回の活動は、8月27日の中日新聞(豊田版)と中日新聞Webに掲載された。

 ■中日新聞CHUNICHI Web(会員限定)

  子ども食堂へ善意お届け 北名古屋のフードバンク愛知、豊田に出張

2020/08/31

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