新春賀詞交歓会 225人の卒業生、関係者らが交流を深める

 中京大学校友会主催の第16回新春賀詞交歓会が1月25日、名古屋観光ホテルで開かれ、225人の卒業生、関係者が出席し交流を深めた。

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 会に先立ち本学スポーツ科学部の髙橋繁浩教授(水泳元日本代表・1984年ロサンゼルス、1988年ソウル五輪出場)による「挑み続けた先にある風景」と題した講演が行われた。

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髙橋教授

 「オリンピックに出場するということは」「オリンピックで戦うために必要なこと」「オリンピックから学んだこと」の3つのテーマに沿って、当時のエピソードや写真、室伏広治氏(陸上競技)や鈴木大地氏(水泳)、北島康介氏(水泳)などオリンピアンの話も交えながら語られた。

 髙橋教授は「アスリートですから苦労は当たり前です。それよりも常に支えてくれた人に『感謝』し、『恩返し』をすることが大切だと思います」と話し、ラグビーW杯にも触れスポーツの影響力の大きさについても語った。最後に文部科学省が2017年に策定した第2期スポーツ基本計画の4つの指針、「スポーツで『人生が変わる』『社会を変える』『世界とつながる』『未来を創る』」を中京大学と重ね「本学は開学時から建学の精神の四大綱(ルールを守る、ベストを尽くす、チームワークをつくる、相手に敬意をもつ)を掲げてきました。また世界で活躍するスポーツ選手を多く輩出するなどスポーツと深い結びつきをもっています。これからもスポーツを通して中京大学を創っていきましょう」と締めくくった。

 交歓会では冒頭、森谷敏夫校友会長が「変化のないところに成長はありません。今年は自分の生活習慣を変えてみてはどうですか。卒業生にはさらに元気になっていただき、これからも中京大学をサポートしていただければと思います」と挨拶した。

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挨拶する森谷会長 安村学長の音頭で乾杯する卒業生

 安村仁志学長は乾杯の挨拶で今年4月から始まる国際学部やSDGs(持続可能な開発目標)について話し「中京大学も持続可能でさらに発展していけますように」と願って乾杯をした。

 さまざまな世代、出身学部、職種の卒業生たちは広い会場を移動しながら、旧交を温めたり、初対面の挨拶を交わすなどして交流を深めた。

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挨拶する梅村総長・理事長

 梅村清英総長・理事長は「3年後には梅村学園100周年、その1年後には中京大学70周年を迎えます。引き続きNEXT10を中心にさまざまな施策をうってまいります。卒業生にはこの機会に縦、横さまざまなつながりを強くしてもらえたら嬉しいです」と話した。

 最後に「中京大学学歌」を斉唱し母校のさらなる発展と卒業生の益々の活躍、再会を誓い盛大に会を終えた。

2020/01/30

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