2019年度全学セメスター留学生 留学体験を発表

 12月に帰国したばかりの全学セメスター留学生による留学体験報告会が2019年12月13日~2020年1月9日の期間に開かれ、計16大学の留学体験が報告された。

12月13日(金)

ダブリンシティ大学&ビクトリア大学

12月17日(火)

ノースカロライナ大学ウィルミントン校&ウィスコンシン大学ラクロス校

12月18日(水)

ヨーク・セントジョン大学&ミネソタ大学

12月19日(木)

オクラホマ大学&ボストン大学

12月20日(金)

プレズビテリアン大学&アジアパシフィック大学

1月6日(月)

トロント大学&セントメアリーズ大学

1月7日(火)

トンプソン・リバーズ大学&ニューサウスウェールズ大学

1月9日(木)

デラウェア大学&グリフィス大学

 全学セメスター留学とは、秋学期の1学期間(主に8月~12月)で英語力向上を目指す学生のための留学プログラム。英語を母語としない人向けの英語学習プログラム(ESL: English as Second Language)で、週に約20時間の英語授業を受け、4技能(読む・書く・話す・聞く)を集中的に伸ばす。

 以下は、1月6日に開かれたトロント大学及びセントメアリーズ大学の留学体験報告会の様子。

 カナダにあるトロント大学、セントメアリーズ大学には中京大学から毎年多くの学生が留学している。トロント大学に留学した佐野鼓子さん(スポーツ科2年)、成田竜二さん(経営2年)と、セントメアリーズ大学に留学した伊藤蘭さん(国際英語2年)はそれぞれ大学の特徴や1日のスケジュール、ホストファミリー、留学で得た経験などについて紹介した。

 カナダ屈指の名門校であるトロント大学は、世界大学ランキングで毎回上位に位置する大学で、世界トップレベルの教育水準を経験できるメリットがある。成田さんは「トロントは多文化都市で、様々な国や性別の人たちがいました。その中で生活することで価値観やものの見方が変わりました。行った人にしかわからない、一生の思い出です。迷っているなら絶対に行ったほうが良い」と述べた。

 佐野さんは留学した理由について、「将来プロスポーツ選手のサポートなどの仕事に就きたいと思っています。学部のスポーツマネジメント研修に参加した際、外国人選手も多く、英語でコミュニケーションをとる必要性を感じました。英語を話すことで可能性が広がると思い、留学を決めました」と話した。

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トロント大学について話す成田さん(左)と佐野さん セントメアリーズ大学について話す伊藤さん

 セントメアリーズ大学は比較的学費が抑えられ、また留学生を多く受け入れているカナダ有数のグローバル大学。伊藤さんは「スポーツが盛んな大学で、アジア出身者が多く、日本人の学生もいたので安心できました。アクティビティもたくさん行われており、参加することで現地のことを知る良い機会になりました」と振り返る。留学を経験したことで「失敗を恐れないようになりました。『行く価値は絶対にある』と言いたいです。想像している以上に良い経験ができます」と語った。

2020/01/14

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