経済学部「西尾信用金庫インターンシップ研修」に参加 西尾市経済の現状を考える機会となる
2018年度より経済学部と西尾信用金庫は、将来の人口減少社会における地域経済のあり方について検討する共同研究を行っている。この共同研究では、教員と信用金庫職員による研究活動の中に、ゼミナール学生の積極的な参加を求め、地域企業訪問や信用金庫職員との対話を通じて、地域経済に関心を持ち、その諸課題について考える、意欲ある学生を育てることを目的としている。
2018年度には12月学部主催講演会「三河の経済から経営戦略を考える」、1月「RESAS地域経済分析システム活用研修」、3月「西尾市訪問研修」を企画し実施した。2019年度には経済学部の参加ゼミにおいて西尾市経済を対象としたグループワーク研究を進めている。今回、西尾信用金庫の協力のもと、市経済の理解を深めるインターンシップ研修を9月5日に実施し、9人の学生が参加した。
研修の前半は「しんきん業界研究セミナー」として、地域経済における信用金庫の役割など基本的事項を学び、営業店の見学、営業疑似体験グループワークを行った。また、後半は、西尾市の旧城下町界隈を散策し、地元地域の課題抽出を行った。
昨年度の活動を踏まえ、今回のインターンシップ研修の参加によって、地域経済における地域金融の役割や地元の課題を考えるよい機会となった。
(経済学部教授 山田光男)
旧城下町散策(西尾市歴史公園にて) |