【高大接続入試】経済学部 単位認定型の講義 経済学部1年生とともに高校生約170人が受講

 2018年度入試から行われている高大接続入試の経済学部単位認定型の講義が8月5日、6日の2日間実施され、高校3年生約170人と中京大学経済学部の1年生約140人がともに集中講義「経世済民の学び」を受講した。高校生は東海4県を中心に関西・北陸からも集まり、朝9時から講義を受けた。

 高校生は同講義の課題やレポートの結果によって単位を修得する。単位を修得したら高大接続入試に出願ができ、10月に実施される面接試験を経て、講義の成績と面接の総合評価で合否が決まる。また、この入試で中京大学経済学部に入学した場合、講義で修得した単位は1単位として認定される。

 講義内容は経済を学ぶ上で必要となる基礎で、高校の授業と大学の講義では学び方が違うため高校生は戸惑う場面もあったが、分からないことを大学生に質問するなど積極的に講義に参加する様子が見られた。「経済分析」の講義では高校生と大学生がグループになり、不法投棄を題材にしたゲーミングシュミレーションを行い環境問題について考察した。

 講義を受けた高校生は、「もう少し難しい内容で全く理解できないと思って不安だったが、そんなことは無く分かりやすく教えてもらえて良かった」「グループワークでは緊張していたが、先輩がとても優しく対応してくれて場に馴染むことができた」「大学生と一緒に講義を受けることができたので、入学後の雰囲気を感じられた」などと話していた。

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グループワークで話し合う学生

 講義内容

  1. 『国際経済学』 グローバルな視点で経済を捉えよう
  2. 『マクロ経済学』 不況とは?デフレとは?―経済成長から考えてみる―
  3. 『ミクロ経済学』 人はどうやって物事を決定しているの?その結果社会はどうなるの?
  4. 『金融』 お金って何?
  5. 『経済政策』経済問題の原因と対策を考えてみよう
  6. 『経済史』 昔の経済ってどうだった?
  7. 『日本経済』 実際の日本の経済ってどうですか?
  8. 『経済分析』 ゲーミングシュミレーションで環境問題を分析してみよう

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真剣に講義を受ける受講生ら

2019/08/07

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