ソフトボール部女子、柔道部 昨年に続きJICAボランティアとして派遣 抱負を語る

 2月から約1か月間JICAボランティアとして派遣される、ソフトボール部の二瓶雄樹部長・監督(スポーツ科学部講師)と彦坂千咲さん(同学部3年)、柔道部の三宅恵介部長・監督(同学部講師)と早川太啓さん(同学部4年)、山本涼平さん(同学部4年)が1月22日、中京大学名古屋キャンパスを訪れ梅村清英総長・理事長、安村仁志学長に出発前の挨拶をした。

 監督を含めたソフトボール部女子13人はアフリカ・ボツワナ共和国へ、柔道部3人は南米・アルゼンチン共和国へ今年で2回目の派遣となる。

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 二瓶監督は「今年は昨年と比べて派遣人数が少ないですが、現地と相談しながら精一杯取り組みたいと思います」と話し、彦坂さんは「昨年の先輩の経験から何が足りていないのか把握したうえで、今年は昨年よりレベルアップした事業を行いたい」と意気込みを述べた。

 三宅監督は「昨年は、おもてなしの部分で自分自身未熟さを感じていたので、今年もアルゼンチンへ行けることをとても有意義に感じています」と話した。早川さんは「指導者に興味があり、指導をすることで、私も学べたらと思います」と抱負を語った。山本さんは「アルゼンチンの柔道の普及に携わることができ嬉しく思います。自分自身の今後のコーチング能力をあげていけたらと思います」と笑顔で話した。

 昨年のJICA遠征を契機に、柔道部はパウラ・パレト選手(リオ五輪女子48キロ級金メダリスト)の稽古相手のため昨年4月に2週間、女子学生2人をアルゼンチンに派遣した。ソフトボール部女子はボツワナ代表チーム、タイ代表チームからの合同練習の依頼があり、両部活の今後の国際交流が期待される。

 さらに、派遣を経験したソフトボール部女子の4年生が1人、青年海外協力隊のソフトボール案件でネパールに今年から2年間の長期派遣が決まっている。

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(左から)安村学長、二瓶監督、彦坂さん、山本さん、早川さん、

三宅監督、梅村総長・理事長

 梅村総長・理事長は「通常の海外旅行では経験することができないことを経験できると思いますので、今後の人生の糧にしてください。帰国後の報告を楽しみにしています」と話し、安村学長は「技術を言葉や身体で表現して伝えることは難しいことですが、そういった苦労が学びになると思います。頑張ってください」と激励した。

2019/01/22

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