経済学部 西尾信用金庫との共同研究の一環で学術講演会を実施

 経済学部は12月6日、西尾信用金庫から企業支援部の小幡真幸氏を講師として招き、学術講演会「三河の経済から経営戦略を考える」を名古屋キャンパスで開催した。同学部教員やゼミに所属する2年生が参加した。

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学生でいっぱいの会場

 小幡氏は、共同研究に至った経緯や信用金庫についての一般的な説明から、経営戦略の考え方まで、三河地区、西尾市の状況など実例をもとに説明した。最後に学生に向け「今後の地域経済の状況を見据え、自分が経営者だったらどう対策を取るといいのかを考えていただければ」と投げかけた。 

 中京大学と西尾信用金庫は2017年12月、学術研究の振興および地域経済の発展に資することを目的として産学連携協定を結んだ。2018年12月からは「新たな地域創生基盤基準の構築と西尾経済への応用」というテーマで経済学部と同金庫が共同研究を始める。東三河地方の地域活性に加え、本学の学生が積極的に参加し、地域企業訪問や信用金庫職員と対話することで地域経済の課題に関心や解決する意欲を育てることも狙いとされている。

 

2018/12/12

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