競泳世界短水路選手権代表に相馬、川本、江戸の中京大勢3選手

 中国・杭州で12月に行われる競泳の世界短水路選手権日本代表に、水泳部の相馬あい(スポーツ科3年)、OBの川本武史(2016年度スポーツ科卒、トヨタ自動車)と江戸勇馬選手(2015年度スポーツ科卒、八神製作所)の中京大勢3選手が選ばれた。また、佐々木祐一郎水泳部監督が日本代表コーチとして帯同することも決まった。

 3選手は10月27、28日に東京辰巳国際水泳場で開かれた代表選考会で好成績を挙げた。相馬選手は女子50㍍と100㍍バタフライに出場し、ともに自己ベストを更新して優勝を果たした。川本選手も男子バタフライの50㍍と100㍍の2種目に出場。100㍍では49秒60の日本新記録で優勝、従来の記録を0秒14更新した。50㍍も22秒49の日本タイで優勝した。また、江戸選手は男子背泳ぎの50、100、200㍍3種目に出場し、100㍍で入江陵介選手に次いで2位に入賞したことが評価された。

 相馬選手は「ヨーロッパ勢と戦えるので力試しと思って頑張ってきます」と話し、川本選手は「世界でどういうレースができるか楽しみです」で調子の良さを感じさせた。江戸選手は「初めての日本A代表なので、思い切り頑張ってきます」と力を込めた。佐々木代表コーチを含め4人は、他の代表選手らとともに今月22日に中国・昆明入りし、12月8日まで高地トレーニングを積んで、11日からの大会に備える。佐々木代表コーチは「万全の状態で選手たちを大会に臨ませ、2020へ向けての力試しにもしたい」と語っている。

(左から)佐々木代表コーチ、川本、相馬、江戸選手 .JPG佐々木代表コーチ、川本、相馬、江戸選手(左から)

2018/11/05

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