愛知大学野球第4週 中京大は愛大に連勝 リーグ単独首位に

  愛知大学野球秋季リーグ戦第4週が9月22、23の両日、日進市の名城大野球場で行われた。中京大は愛知大に連勝、勝ち点を3とした。22日は前夜来の雨のため、第1試合は予定より1時間遅れの午前11時のプレーボールとなった。中京大は初回に先制し、2本の本塁打などで快勝した。23日第2試合は、立ち上がりに3点を奪うと、三回にも3点を追加、二けた得点を挙げた。両試合とも投手陣が安定しており、中京大ペースの試合運びだった。これで通算6勝無敗、現時点で単独首位に立った。

 ▽9月22日第1試合(名城大野球場)

愛知大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
中京大 1 0 0 2 0 0 0 1 X 4

(愛)緒方、春藤-観音寺 (中)山本、阿部、三輪、伊藤-池田

 ▽本塁打 河田2号 松井1号

 中京大は投手陣がこの試合でも光った。結果的に4投手のリレーとなったが、相手打線を5単打に零封。これでチームは、開幕週第2日の試合から4試合連続の完封勝ちとなった。

先制打を放つ松井選手.jpg先制打を放つ松井選手(23日)

 ▽9月23日第2試合(名城大野球場)

中京大 3 0 3 0 0 0 0 0 4 10
愛知大 1 0 0 1 0 0 0 0 1 3

(中)初祖、真田、三輪-池田(愛)榊原、田村、大矢-観音寺

  ▽本塁打 松井2号 阿部(愛大)

 中京大は一回表、四球、犠打、死球でつかんだ一死一、三塁に、4番松井祐紀選手(スポーツ科2、掛川西)が左前に運んで先制、続く池田鏡介選手(スポーツ科4、愛知啓成)の左前適時打と鈴木啓聖選手(現代社会3、藤枝明誠)の中犠飛で追加し、主導権を握った。松井選手はさらに四回、2走者を置いて左翼へ3ラン。勝利をぐっと引き寄せた。投手陣はこの日も安定。特に2番手の真田直輝投手(スポーツ科4、中京大中京)のピッチングが光った。

 これで6連勝。ただ、菊地啓太コーチは「きょうは少しバタバタしているところがあった。一つ一つプレー(の精度)を上げていくことが大切」と話し、半田監督も「一人ひとりが体調に気を付けて維持していくことがより必要。まだこれからです」とチームを引き締めていた。

2018/09/24

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