高大接続入試 事前体験型(スポーツ科学部)の講義を実施

 2019年度入試から新たに実施する高大接続入試「スポーツ科学部事前体験型」の講義が8月21日豊田キャンパスで行われた。


 高校生たちが実際の大学の講義を1日受講し、レポートにまとめる。講義を受講することで受験資格が得られ、10月に実施される小論文・面接試験を経て、総合評価で合否が決まる入試方式。

 東北や九州からの参加もあり、180人が受講した。


 スポーツ科学部の実際の講義を体験することで、進路の動機づけや学部の授業内容を知ってもらうことを目的に実施した。今後の自身の競技活動などにも活かせる講義や実習、そしてグループワークも行われた。始めは初対面の人とのコミュニケーションに戸惑いつつも徐々に打ち解け活発な議論が行われていた。
 実技の講義では、今年完成した新体育館とフィットネスプラザを使用した体力測定や質を重視したウェイトトレーニング、ハンドボールを通した球技指導のポイントなどを学んだ。

 講義を受けた高校生からは「スポーツといえば体を動かすことが一番だと思っていた。スポーツを様々な側面から体験したことで価値観が変わった」「スポーツを学ぶ意味や必要性など改めてスポーツの素晴らしさを感じることができた」などの声があがった。

 講義内容
 『スポーツフィールドにおけるアスレティックトレーナーの役割』
 『協同学習の技法の一つである「ジグソー法」を取り入れたグループ学習』
 『体力測定 ~日本トップレベルの選手との比較~』
 『球技指導におけるねらいとポイント』
 『トレーニング演習 ~質を重視したウェイトトレーニングの方法~』

2018/08/22

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