第1回中京大学社会学部・現代社会学部同窓会懇親会を開催
11月4日豊田キャンパスにおいて、第1回中京大学社会学部・現代社会学部の同窓会懇親会が開催された。これは学部開設30周年を記念して同窓会を設立し、開催されたものである。
この初めての同窓会には、卒業生など約70人が出席した。人がつくる『社会』と、その多様性を研究テーマとする学部らしく、同伴者の出席も大歓迎としていたことから、子連れで参加した卒業生もいた。
参加者全員で記念撮影をしたのち、社会学部・現代社会学部同窓会加藤良典会長より「人と人との関わりの探究が社会学であり、人と人をつなげていくのが同窓会である。今までのつながりを大事にして盛り上げていきたい」と挨拶した。
次に大学を代表して種田行男中京大学副学長より「大学は教育の質が高いかどうかで評価される時代である。現代社会学部におかれても社会問題を解決する力を育成してほしい。学部開設30周年の節目の年であり、次の30年に向けてますます発展を祈念している」と挨拶した。
来賓紹介、現代社会学部教員紹介と続き、村上隆現代社会学部長より「個人情報保護の時代、どのように人のつながりをもち続けていくのかが大事である」とのコメントの後、乾杯の発声で開宴した。
会場の一角には30年分の卒業アルバムが展示され、参加者はアルバムを手に取って学生時代の思い出話に花を咲かせ、また、会場のあちらこちらでは卒業生と教員とが語り合い盛り上がっていた。
さらに、キッズコーナーでは現役の学部生が子どもたちと一緒に遊び、その傍らで親となった卒業生同士がやさしい眼差しで談笑する姿も見られた。
退職した教員の挨拶、残念ながら参加が叶わなかった退職教員からのメッセージ紹介と続き、最後には全員で学歌斉唱、そして野口典子社会学研究科長の閉会の挨拶で終了した。
会の終了後も、多くの参加者が名残を惜しんで語らい合っていた。