人工知能高等研究所/名古屋市科学館との連携講座「動く昆虫メカを作ろう!」を開催

 中京大学人工知能高等研究所と名古屋市科学館は9月2日、小学生を対象とした連携講座「動く昆虫メカを作ろう!」を名古屋市科学館で開催した。

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連携講座の様子

 この連携講座は、「最高の科学技術を子どもたちに!-大学教授と学ぶものづくり-」と題して2013年より毎年名古屋市科学館で開催されており、今回が5回目となる。定員16組に対して119通の応募があった。

 連携講座は科学館堀内学芸員の進行で進められ、工学部森島昭男・青木公也教授、清水優准教授による指導のほか工学部の学生8人による支援が行われた。

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昆虫メカを作成している様子 昆虫メカの足の色を選んでいる様子

 昆虫メカはカブトムシを模した6足歩行で、リモコンで前後に動かせるほか、ツノも上下に振ることができる。子どもたちは昆虫メカ同士を対決させて遊ぶなど会場は大いに盛り上がった。

 また最後の飾りつけでは背中にペットボトルを載せることのできるカブトムシや、羽が動くカブトムシなど様々な工夫がこらされ、子どもたちは自分だけの昆虫メカづくりを楽しんだ。

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昆虫メカ同士を対決させて遊んでいる様子


 参加した森本悠さん(小学2年生)は「モーターを取り付けるときに細かい配線をつなげるところが難しかった。でも完成できてとても嬉しい」と笑顔で話した。悠さんの父親からは「小学2年生だったので、完成できるか不安でしたが、楽しく作ることができたので、やらせて良かったです」との感想を述べた。

 吉田穂乃佳さん(小学3年生)は「デザインを考えるが大変だったけど、楽しかった」と話し、穂乃佳さんの父親は「倍率が高い中で当選することができ、とても驚きましました。参加して良かったです」と話した。

 沼田研究所副所長は「最後まで集中力をきらさず、子ども達が楽しんでくれた。教員や学生たちがよくリードしてくれて、上手く作り上げることができました。これまでの中で一番の盛り上がりだったと思います」と振り返った。

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ペットボトルが運べるカブトムシ デコレーションカブトムシ

2017/09/08

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