盛岡で第32回中京大学全国同窓会 70人参加で交流深める

 第32回中京大学全国同窓会が10月1日、盛岡市で開かれた。第71回国民体育大会本大会が同日、岩手県で開幕しており、地元在住を中心に同窓生約50人、本学関係者を加えて約70人が参加して、交流を深めた。

20161001森谷同窓会長-a.jpgのサムネール画像
森谷敏夫同窓会長


 同窓会長の森谷敏夫・中京大学客員教授(1972年体育卒)は「本学は、かつてとは姿を大きく変え、全国でも有数の私大となった。さらなる発展に向けて、同窓会として、益々支援したい」とあいさつ。

岩手県支部の田村雄孝支部長は「森と水の盛岡へ、ようこそ。東日本大震災、今年は台風10号の襲来もある中、一時は開催が危ぶまれた国体だった。今、この全国同窓会開会をうれしく、光栄に思う」と謝辞を述べた。

20161001岩手県支部長-a.jpgのサムネール画像
田村雄孝支部長
20161001理事長-a.jpgのサムネール画像
梅村清英総長・理事長


 来賓の梅村清英総長・理事長は「盛岡は人生で三度目の訪問。前回は理事長就任直後の2013年10月。本日はその理事長就任ちょうど3年目」と語って、大きな拍手を受けた後、リオ五輪での本学関係者の活躍ぶりや、台湾では台北市立大学、国立嘉義大学、国内では名古屋市立大学、名古屋工業大学との連携実現など、最近の動きを紹介した。

 種田行男副学長の発声による乾杯の後は懇親会へ。

 その間、東京支部の大津寄昇さん(1972年体育卒)が、1936年(昭和11年)ベルリン五輪男子三段跳び金メダリストの田島直人選手(元中京大学教授)が現地から持ち帰ったドイツ柏の苗木「オリンピック・オーク」の種の分配・植樹に岩手県支部員が取り組んでいることを明らかにして、そうしたことへの協力を呼び掛けた。

次年度開催地の愛媛県支部の西野元事務局長が、同県のゆるキャラ「みきゃん」姿で登場、「松山での単独開催は初めてとなる。支部同窓生700名。来訪をお待ちする。先ほど話のあった国立嘉義大学の前身の嘉義農林学校の野球部を指導したのは、松山商業学校の監督だったというご縁も報告したい」とし、特産のミカンジュースを高く掲げた。

和気あいあいの二時間。最後は全員で学歌を高らかに合唱して閉会となった。

20161001同窓会3-a.jpgのサムネール画像 20161001西野さん-a.jpgのサムネール画像
東京支部の大津寄昇さんによるオリンピック・オークの報告/ 次年度開催の愛媛県支部事務局長の西野元さん


20161001同窓会集合写真-a.jpg
盛大に開かれた第32回中京大学全国同窓会

2016/10/03

  • 記事を共有