国立嘉義大学との学術交流協定の協議開始 梅村理事長ら台湾を訪問

   梅村学園の梅村清英理事長、北本暢理事ら学園幹部が9月8日~10日に台湾の東呉大学、国立嘉義大学、嘉義市役所を訪問。片岡武司学園事業推進室参与、刀根實学園事務部長も同行した。

  今年の7月、本学教授であった呉教授と台湾の東呉大学より謝政諭人文社会学院院長が梅村理事長並びに安村学長を表敬訪問されたことがきっかけ。その際、謝院長より「台湾に来られた時は東呉大学にお立ち寄りください」とのお話しをいただき、今回の訪問の運びとなった。

   9月8日、東呉大学にて、両大学関係者と双方の大学の紹介や国際交流に関する意見交換を行った。その後は東呉大学の施設見学を行い、台湾でも有数の日本文化教室を日本語文学系の蘇克保日本語文学系主任より紹介があった。

   また、中京大学は体育系が強い大学とのことで、スポーツ施設などを見学できるように予定が組まれ、劉義群教授より、東呉大学で毎年開催される24時間複数の選手が交代で走り続けるウルトラ・マラソンについて説明があり、是非本学のみならず、日本の学生にも参加してほしい、とのお話しがあった。

IMG_4336.JPG東呉大学にて

 

   2日目は台北より台湾新幹線にて約一時間半南に移動したところに位置する国立嘉義大学を訪問。国立嘉義大学の前身である国立嘉義技術学院の歴史は、1919年に設立された台湾公立嘉義農林学校に溯る。

   映画「KANO -1931海のむこうの甲子園―」に登場する嘉義農林学校が第17回全国中等学校優勝野球大会(1931年)において決勝戦で対戦した相手が、梅村学園・中京商業学校(現在の中京大学附属中京高等学校)。

   こうした縁から、国立嘉義大学と本学との協定の可能性を打診したところ、先方も前向きに考えたいとの返事を得た。ついては、現地訪問を行うこととなり、協定に向けた邱義源学長以下多くの幹部教授陣との協議・意見交換を行うことが出来た。今後は具体的な学術交流協定の締結に向けた、協定書の文案について、協議を始めることとなった。

IMG_4391.JPG国立嘉義大学学長と梅村理事長(左)

 

   国立嘉義大学訪問後、続いて嘉義市役所を訪問。梅村理事長から涂醒哲市長に対し、国立嘉義大学との協定について協力要請がなされ、市長からは協力に対する好意的な意見と、第17回全国中等学校優勝野球大会の再戦をしたいので中京大学野球部と国立嘉義大学硬式野球部との試合を実現したいとの話しとなり、今後の交流発展が期待される。

IMG_4435.JPG嘉義市長と


2015/09/15

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