附属高校3年生が大学授業を受講し、単位認定
高大連携教育プログラム「単位認定型先行授業」

単位認定型先行授業 単位認定型先行授業

 

 高校生が大学生と同じ正規の授業を受講し、大学入学時に取得済み単位として認定される制度「単位認定型先行授業」を、中京大中京高校と中京大学との間で2013年度に試験運用を開始。2014年度も先行的、実験的な位置づけとして、春学期に実施している。

 高大連携教育プログラムの柱として位置づけ、2014年度春学期は5学部(文、国際英語、国際教養、心理、法)の授業を計70人の高校3年生が受けている。成績評価は大学の基準で行われ、60点以上が合格。1つの科目の単位修得により、大学と高校の両方の単位として認められるのも大きな特徴である。

 中京大中京高校の高大連携推進室は、(1)生徒たちは高校生のうちに大学の学びに触れることによって、勉強に対するモチベーションを高めている、(2)学部選びの基準として、また大学進学後の学習イメージ作りとして考えている、(3)高大連携教育を推進している附属校ならではの制度として保護者の関心が高い、と話している。

 先行授業を受けている生徒は「警察官になりたいので、法学部の講義科目を履修している。将来につながると実感できる」「とても貴重な機会なので、後輩たちにも勧めたい」「希望学部(選択)や将来像が徐々にイメージできるようになってきた」など成果を感じている

2014/06/11

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