保護者向けの「教育懇談会」開催
名古屋・豊田キャンパスに1,160人

教育懇談会

 在学生の保護者向け説明会「教育懇談会」(教育後援会主催)が6月8、9日、本学名古屋、豊田両キャンパスで、延べ1,160人が参加して開かれた。進路の選択や海外留学、アルバイトと勉学の両立、就職活動などを巡って、参加した保護者から教職員に対して熱心な質問がとんでいた。教育懇談会は7月下旬まで全国27都市で順次行われる。

 教育懇談会は、本学の教育や学生支援の内容を保護者に理解してもらい、学生とのコミュニケーションを深めてもらおうという狙い。杉野邦廣・教育後援会長は全体会の席上、「学生に『困ったときに誰に相談をするか』とアンケートをすると、90%以上が『友達と親』と回答している。子供の最後の支えは親であり、今日の教育懇談会で得られた情報を有意義に活用して強い絆を築いてください」とあいさつ。梅村学園の梅村清英理事は、来春の開学60周年を前に長期計画「ネクスト10」を策定し、教育、研究、社会連携、国際化、卒業生連携などの分野で、さらに改革を推進していくことを表明、「学生たちが自立した素晴らしい社会人になるよう努めていきたい」と決意を語った。

 全体会の後、会場を変えて学部別の懇談会を開催。各学部の教員からカリキュラムの進め方や海外留学の具体的なスケジュール、費用を聞いたり、キャリアセンターの職員から学生を取り巻く就職状況や本学の実績について詳しく説明を受けたりして、熱心にメモを取っていた。この後、保護者たちは懇親会場に移って、食事をしながら教員らと和やかに談笑、その後も個別相談会の場で、成績や留学、勉学の方法などについて、教職員が相談に応じていた。

教育懇談会の今後の開催日程、会場は、次の通り。

2013/06/10

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