FDセミナー「オンラインによるグループワークの設計と実践」をオンラインで開催

 中京大学の教育質保証会議・教育推進センター共催による2021年度第2回FDセミナーが12月1日、オンラインで開催しました。対象は教職員(非常勤含む)及び大学院生(博士後期課程)で、計83人が聴講しました。

 今回のセミナーは、愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室の竹中喜一氏を講師に迎え、新型コロナウイルス感染症への対策をきっかけに一般化したオンライン授業について「オンラインによるグループワークの設計と実践」をテーマに行いました。

 オンライン授業におけるグループワークの活性化について、事例などを交えて説明がされたほか、セミナー内でのグループワークを通じて実際にその効果を実感できる機会が設けられました。

 グループワークでは、授業でのルール作りについて話し合いが行われ、その後、各グループの意見を共有し、特徴のあるものはさらにピックアップして紹介されました。

 また、思考を促す問いかけ方や議論・意見の見える化に有効なツールも紹介され、参加者が実際にツールを試す様子が見られました。

 セミナー後に行われた参加者アンケートでは、「セミナーに参加してよかったと思いますか」という質問に対し、すべての参加者が「思う」「やや思う」と回答し、「自分の授業・業務に活かせる知識やスキルを身につけることができましたか」という質問に対しても9割以上が「思う」「やや思う」と回答しました。

 また参加者からは「ちょうどオンライン授業でグループワークを実施したいと考えていましたのでタイムリーでした。オンライン授業の効果や可能性を考えるためにも役立ちました」(原文まま)などの肯定的な意見が挙がりました。

2021/12/10

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