北京冬季五輪へ向け、吉永、平井両選手が好スタート ショートトラック全日本距離別選手権
ショートトラックスピードスケート競技の2021-22シーズンの幕開けを飾る第32回全日本距離別選手権大会が9月25、26の両日、長野県南牧村野辺山の帝産アイススケートトレーニングセンターで開かれました。中京大学勢は、男子の吉永一貴(スポーツ科学部4年)、井上瑠汰(同3年)両選手と女子の髙橋花菜選手(同1年)、さらにOGの平井亜実選手(トヨタ自動車、2019年度スポーツ科学部卒)が出場しました。
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女子1000㍍で先頭を行く平井選手 |
今シーズン、吉永選手は高校3年の時に参加した平昌五輪に続き、2大会連続の五輪出場、また、平井選手は初の五輪日本代表の座を目標にしています。大会は、初日に1500㍍と500㍍、最終日に1000㍍が実施されました。平井選手は、3種目すべてで決勝進出を果たし、1500㍍、1000㍍で優勝。500㍍では準優勝となりました。
吉永選手も1500㍍で優勝、500㍍は4位でしたが、準々決勝では40秒349と日本新記録を更新しました。
髙橋選手は1500㍍と500㍍でB決勝に進出し、3位と2位。井上選手は力強い滑りで1000㍍準決勝に臨みましたが、今大会は決勝進出を逃しました。
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男子500㍍で日本記録を樹立した |
男子1500㍍優勝の吉永選手(中央) |
レース終了後、日本スケート連盟による国際競技会派遣選手の選考が行われ、ワールドカップ(W杯)第1~4戦の派遣選手(男女各6選手)が決まりました。中京大勢は吉永、平井両選手が選ばれました。W杯の第2戦は10月28~31日に名古屋市で開かれます。