日本語学への興味深める
無声映画を初めて体験

 2016年度言語表現学科新入生オリエンテーションが、4月9日午前10時からセンタービル7階0703教室で行われました。 まず、学科長の甘露先生から挨拶があり、「大学での4年間という自分のために

 使える最後の時間を大切に使ってください」と新入生を激励しました。続いて スライドを交えながら、学生生活に関するアドバイスや安全に過ごすための注 意事項、進路相談システム、教職課程や司書課程等資格科目に関する詳細な説 明がありました。

 その後、班ごとに分かれて各教室へ移動。ここで新入生ひとりひとりの自己 紹介や、地図を見ながら大学構内の建物の説明や、今後の勉学や活動の説明が ありました。日本語について学ぶということは具体的にどういうことなのか体 験してみよう、ということでいくつかの日本語に関する問題にも挑戦しました。 日本語検定から出題されたものでしたが、改めて問われると意外に難しかった ようで、新入生を悩ませたようでした。

 お弁当が届くと、全員で昼食をとりながら先ほど出題されたクイズや学科の 必修のことなどの話題で盛り上がり、これから学んでいく日本語学についての 興味が深まっていくようでした。

言語表現学科1.JPG 言語表現学科3.JPG
学生を激励する甘露先生  澤登さんと説明を受ける学生

  午後からはメイン・イベントの無声映画鑑賞会です。弁士・澤登翠さんの活弁による2本の映画が上映されました。最初は、時代ものの短篇喜劇、次に喜 劇王チャップリンの代表作のひとつ『街の灯』。澤登さんの表現豊かな素晴ら しい話術に、学生達は笑い声をあげたり、しんみりしたりして無声映画に引き 込まれていきました。目の前に繰り広げられる映像と生の声の鮮やかなコラボ レーションに接して、新入生は初めての体験にいたく感動していました。

(言語表現学科3年・永山明、池内香南)

2016/05/24

  • 記事を共有