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「梅村学園・中京大学スポーツ将来構想会議」の設置、「中京大学スポーツ・ミュージアム構想」の概要を発表

  梅村学園の梅村清英理事長、安村仁志中京大学学長らが11月9日、記者会見し、「梅村学園・中京大学スポーツ将来構想会議」(議長・北川薫学事顧問、略称スポーツ会議)の設置と、主要事業の一つ、「中京大学スポーツ・ミュージアム構想」を発表した。
 
スポーツ会議は、昨年9月に梅村理事長の諮問を受けて検討を進め、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた施策など主要17事業をまとめている。9月1日に理事会の下の正式な会議として設置され、実行委員会(委員長・北川議長)を組織、17事業を短期と中長期に分け、具体化を始めている。
 スポーツ・ミュージアム構想は、來田享子スポーツ科学部教授が「学術とスポーツの融合により、身体文化(スポーツ)を未来に引き継ぐチャレンジです」と会見で説明。文化庁補助事業として、すでに国内唯一の総合スポーツ博物館「秩父宮記念スポーツ博物館」と連携し、同博物館が所蔵する1964年東京五輪の式典資料を受け取り、今年6月から整理、デジタル化している。
 
來田教授、工学部の長谷川純一、伊藤秀昭、瀧剛志の3教授、亀井哲也現代社会学部教授が学際的に研究する体制を構築。スポーツ科、現社、工の3学部の学生ら約100人が携わっている。メダルなどを3D化、4D化する展示技術の開発にも取り組む。スポーツ史料を体系的に3D化するのは国内初、世界でも類例がない試みとなる。
 中京大学が保有するスポーツ史料約1000点についても、整理、デジタル化、3D化を順次始めた。さらに検索システム、内容分析の技術開発をする。スポーツ・ミュージアムの施設は、豊田キャンパスへの設置が検討されており、梅村理事長は「2020年の東京五輪までに開設します」と表明した。
 記者会見の会場には、1964年東京五輪の記念メダルや、1932年のロスアンゼルス五輪に出場した故梅村すみ子体育学部教授の写真など貴重な資料を展示し、本学のスポーツの歴史の一端を報道関係者に紹介した。

HP用スポーツ会議記者会見_3260.jpgのサムネール画像 

▽記者会見での梅村理事長、安村学長、北川議長の挨拶要旨は次の通り。

 

梅村清英・梅村学園理事長
 梅村学園は2023年に創立100周年を迎えます。中京大学は昨年開学60周年を迎えました。この間、建学の精神にも続き、私共の学園は学術とともにスポーツが教育・研究・社会貢献と強く結びつき、本学の大きな特徴の一つとなってきました。2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定を契機に、スポーツに関する教育・研究の蓄積をさらに高め、発展させ、社会に貢献するため、「梅村学園・中京大学スポーツ将来構想会議」(略称・スポーツ会議)を設置しました。
 中京大学関係者のオリンピック代表、オリンピアンは延べ95人に達しています。昨年のソチ冬季五輪にはフィギュアスケートの浅田真央さん、カーリングの小野寺佳歩さんら7人が出場しました。また、1932年のロスアンゼルス大会では、私の祖母にあたる梅村(旧姓渡辺)すみ子先生が15歳の若さで陸上女子400㍍リレーに出場し、5位に入賞した記録があります。その後、すみ子先生は、本学体育学部の教授、陸上競技部の女子監督を務め、多くの選手を育成しました。これを契機に、本学ではオリンピアンが指導者となり学生の指導、育成にかかわる好循環が生み出され、今日に至っています。2020年の東京五輪までには、オリンピアン100名を目指して頑張りたいと考えています。
 また、研究面でも、スポーツ科学の各分野に多くの研究者を輩出し、有名な国立大学、私立大学にネットワークを持っています。中京大学は11学部を擁する総合大学として、今後、スポーツに多様な学問分野からアプローチできるメリットを生かしていきたいと考えています。「中京大学スポーツ・ミュージアム構想」も、そうした研究面での蓄積のうえに具現化する事業の一つです。スポーツ・ミュージアムは2020年東京五輪までに豊田キャンパスに開設したいと考えています。


安村仁志・中京大学学長
 スポーツは肉体を鍛え、技を競うものとして発展してきましたが、その過程で、競技力の向上にとどまらず、人間の全人的成長に必須な普遍的精神をも醸成してきました。建学の精神に謳われているスポーツマンシップの四大綱(ルールを守る、ベストを尽くす、チームワークをつくる、相手に敬意を持つ)には、規範を順守し、他者と協働しつつ社会の発展に貢献していくための、依るべき指針が明確にされていると思っています。中京大学はこのスポーツマンシップを学術と結び合わせて、自由にして闊達な、調和の道を追求していく、と大学の理念に謳われています。その意味で中京大学がスポーツ活動を通じても、さらに社会に貢献していけるものと願い、信じています。
 このスポーツ会議が提案するスポーツ・ミュージアムの建設は、木村吉次名誉教授が長年心の中で温めてこられた願いでした。それがようやく実現しようとしていることが非常にうれしく、また立派なものなることを願っています。


北川薫・スポーツ会議議長
 昨年の9月、梅村理事長から諮問を受け、その後検討を進め、このような会議を立ち上げました。私はスポーツ科学部の出身ですが、スポーツは様々な学問分野、領域を含むものです。スポーツ会議が事業を検討する段階では、中京大学11学部のほとんど全部の学部の教員が入り、議論していただきました。今年9月に設置したスポーツ会議の実行委員会は、若干、委員の出身学部数は減っていますが、様々な領域からご意見をいただき、実行している組織です。これまで長い時間をかけて検討を進め、2020年を目標にした17事業をまとめています。私が思いつく事業はすべて盛り込みました。今回はそのうち、一部を紹介させていただきますが、スポーツ会議として具体化に向けて動き始めたところです。
 
スポーツ会議の名称は、「梅村学園・中京大学スポーツ将来構想会議」となっています。現在のところは中京大学を中心に考えていますが、次の段階では、附属高校、三重県内の学園各校も含めて考えていきます。我々の行う事業は大変幅広く、多岐にわたります。今後も折に触れてご紹介したいと考えています。

 

 

 

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(2015/11/10)

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