学生が働きがいのある仕事に就けるよう大学と保護者で支援
3年生の保護者350人に向け「就職セミナー」開く

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 就職活動の動向や状況を保護者に知ってもらい、学生が働きがいのある仕事に就けるよう大学と保護者で支援することを目的に、3年生の保護者に向けた「就職セミナー」が9月27日、名古屋キャンパスで行われ、350人が参加した。

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挨拶する安村副学長

 同セミナーの対象は、名古屋キャンパスまでの交通を考慮し、愛知・岐阜・三重県在住の保護者。就職に関する説明会を開いてほしいという要望に応え、大学と協力して在学生を教育面から支援する保護者組織・教育後援会とキャリアセンターが共催し、毎年実施している。

 安村仁志副学長は、「大学の学びで得たことをベースに、学生たちには自立的に職業選択をしてほしい。自分が生かされる仕事を見出すことができるよう、大学として全力でサポートに取り組む」と力強く述べた。

 セミナーでは、リクルートキャリアの岡崎仁美・就職みらい研究所長が「変わる就職前線 傾向と対策」と題して講演。採用スケジュールの繰り下げで短期決戦となる就職活動に対して準備期間の過ごし方が大切となることや、仕事観を伝えたり自己分析を助けるなど、保護者ができる支援について紹介した。

 続いて、浅井芳樹・キャリアセンター課長が少人数制就活対策や学内の就職イベントなど、本学のサポート体制を説明。「答えは本人の中にあるので、お子さんの話に耳を傾けることが大切。キャリアセンターの個別相談や企業・官公庁セミナーなども活用してほしい」と呼びかけた。保護者らは、「採用活動の解禁直前になって焦らないように、早めの準備をするよう促したい」と話していた。

 個別相談コーナーも設けられ、今後参加できるインターンシップの日程や、公務員と民間企業の進路選択、卒業生がどんな職種や仕事をしているのかなどについて、担当職員が説明やアドバイスを行っていた。

2014/09/29

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