保護者向け説明会「教育懇談会」を全国26都市で開催
本学の教育や学生支援への理解深める

全体会で話す杉野邦廣・教育後援会長
全体会で話す杉野邦廣・教育後援会長

 

 在学生の保護者に向けて、学部のカリキュラムや成績、進路の選択、学生生活などについて教職員が説明を行う「教育懇談会」が6月7、8日に本学の名古屋、豊田両キャンパスで始まった。2日間で延べ1334人が参加し、教職員の話に熱心に質問したりメモを取る様子が見られた。7月下旬まで、土日を利用して全国26都市で開かれる。

教育懇談会

 教育懇談会は、本学の教育や学生への支援内容を理解してもらい、保護者と学生が一緒に学生生活を考えていけることを目的に、本学の保護者組織・教育後援会が毎年実施している。杉野邦廣・教育後援会長は全体会で、「親に相談したい、背中を押してもらいたい、という学生のアンケート結果がある。教育懇談会で得た情報をお子さんとのコミュニケーションに役立てて、家族の力を高めてほしい」と呼びかけた。梅村清英・梅村学園理事長は、開学60周年を迎えた本学の建学の精神「学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ」に基づいた教育方針に触れ、教育や学生サポートに力を注ぎたいと決意を語った。

教育懇談会

 学部別の懇談会では、各学部の教員がカリキュラムの詳細や海外留学に参加した学生の成長などを、担当部署の職員が就職状況や資格講座の実績などについて説明を行った。

 個別相談会も行われ、保護者らからは、「履修表の見方を教えてもらい、どんな教科をどのようなペースで学んでいるかわかり安心した」「公務員志望だが、民間に進路変更が可能かを質問した。毎月のテストが一つの指標になるというアドバイスを受け、親子で話し合ってみようと思った」などの声があった。

今後の開催日程

2014/06/10

  • 記事を共有