2013年度入学式を挙行
3,297人が新しい学生生活スタート

2013年度入学式

 2013年度の中京大学入学式が4月1日、日本特殊陶業市民会館で午前と午後の2部に分かれて開かれ、11学部3,209人の新入生と大学院に進学した88人の計3,297人が、新たな学生生活のスタートを切った。

北川薫学長
北川薫学長
小川英次理事長
小川英次理事長

 式典では北川薫学長が「中京大学名古屋キャンパスではこの春、新しい1号館と11号館が完成し、新入生の皆さんを待っている。学術ホールや新図書館、工学部の研究室などが入り、東海・中部地区をけん引していく知的教育ゾーンのシンボルとなっていくに違いない」と紹介。そのうえで、「中京大学の学生は元気にあふれている、と社会から高く評価されているが、教職員の元気さも大きな要因だ。皆さんが志と勇気を持って事に当たっていく限り、大学は必ず皆さんを約束する」とメッセージを送った。

 また、梅村学園の小川英次理事長は「大学は学生が主体的に勉強することを前提にしている。待っていては何も起こらない。自ら進んで先生や先輩に教えを乞い、読書や人との会話を通して、自ら学びとる姿勢が大切」と語り、「中京大学の充実した教育プログラムを積極的に利用して、視野を広げ、夢を実現するための実力を身につけてほしい」と励ましの言葉を贈った。

金子奈央さん
金子奈央さん
江頭俊輔さん
江頭俊輔さん

 この後、新入生を代表して、午前の部では総合政策学部の金子奈央さんが「中京大学はプレゼンテーションの機会が多く設けられていると聞いており、じっくり学んでいこうと思う。建学の精神を胸に刻み、何事にも積極的に、しかし謙虚な姿勢で取り組み、自分が描く理想の自分になれるように努力していきたい」と力強く宣誓。

 午後の部では法学部の 江頭俊輔さんが「今、私たちの社会には、領土問題、TPPを含む貿易や国際金融の問題、憲法の改正問題、東日本大震災からの復興など、答えや解決策の見えない多くの問題が横たわっている。大学生となった今、そうした問題を深く見つめ、中京大学の4年間を、社会に貢献する力を得る有益な時間にしたい」と抱負を語った。

 式典には約1000人の保護者も出席。最後に中京大学吹奏楽団の伴奏で、混声合唱団のリードに合わせて全員で学歌を斉唱した。 

北川薫学長の式辞(全文)はこちら
小川英次理事長の祝辞(全文)はこちら

 

 

2013年度入学式 2013年度入学式

2013/04/02

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