3年生向け就活ガイダンス始まる
キャリアセンターが手厚く支援

模擬体験としてエントリーシートを書く学生 就活最前線の状況を解説するキャリアセンター増田部長

模擬体験としてエントリーシートを書く学生

就活の状況を解説するキャリアセンター増田部長

 2014年3月に卒業する予定の本学3年生を対象にしたキャリアセンター主催の「学部別就職ガイダンス」が4月23日スタートしました。就活期間が従来に比べて2か月間短縮され、準備不足に悩む4年生たちの姿を間近で見ているだけに、参加した学生は真剣な表情で配布された資料に目を通したり、「自己PR文」を書く練習をしたりしていました。ガイダンスは5月11日まで、全11学部の学生を対象に順次、行われます。

 初日の23日は、文学部と心理学部の3年生に向けて、名古屋キャンパスの431教室で開かれました。キャリアセンターの増田栄太郎部長が、パワーポイントを使って「就職採用試験で問われていること」をテーマに就活の最前線の状況を解説。「みなさんにとって就活は義務ではなく権利。その権利を上手に行使するために、自己PRや面接、グループディスカッションの方法を学んでください。まずは行動を起こすことが重要です」と呼びかけました。

 続いて、学生たちは「自己PRを書いてみよう」というワークシートを使って、エントリーシートを書く模擬体験をしました。「あなたのアピールポイントは何ですか」「そのアピールポイントを発揮した過去の<行動・経験>は何ですか?」との設問に、頭をひねりながらも熱心に取り組みました。

3年生対象キャリアセンターサポートの流れ

 参加した一人、文学部日本文学科、小嶋宏尚さんは「自己PRを書く時、《弱みの逆が強みになる》と教えられましたが、意志が強くないという自分の弱みを、どう表現すれば強みになるかが分かりませんでした。キャリアセンターで、自己PRについて学ぶ場があることを知ったので、今後有効に活用していきます」と話しています。

 また、文学部言語表現学科、田中亜季実さんは、「ガイダンスに出席して、今何をすればよいかが明確になりました。自己分析の大切さや、自分がどういう目的をもって生活していけばよいかを考えることができました。まずSPIの勉強を始めます」と語っていました。

 本学のキャリアセンターは平日、少人数制就職活動対策講座「いつでも学べるシリーズ」を毎日開講するほか、キャリアカウンセラーが個別面談に応じるなど、就活にまつわる悩みや相談にのる体制をとっています。

 また、SPI2無料模擬試験や業界・職種説明会、企業セミナーなど、充実した内容のイベントを実施していくことにしています。

2012/04/24

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