震度6強の地震発生を想定した「防火・防災訓練」
豊田キャンパスの学生・教職員合わせて2,000人が参加

消防署予防課の梅村さんの好評を聞く学生たち
消防署予防課の梅村さんの講評を聞く学生たち

 震度6強の地震発生を想定した「防火・防災訓練」が11月17日、豊田キャンパスで実施され、学生、教職員合わせて2,000人が参加しました。

 中京大学防火・防災管理委員会が年1回実施している全学的な訓練で、(1)地震発生時の自助力訓練、(2)地震が治まった直後の初動対応訓練、(3)余震に注意しながらの共助力訓練、(4)定められた避難場所への避難訓練、(5)消火器等による自衛消防訓練、の5段階で的確な行動がとれるか、問題点はないかを確認しながら行われました。

 教職員は被災者となる一方で学生や来訪者の避難支援をする立場にあることから、被災時の基本的な行動と知識、組織的な対応なども再確認されました。

 最終避難場所の陸上競技場に集まった学生たちに、防火・防災管理権原者の北川薫学長は「最悪の事態を想定することが大切。普段から頭の片隅に」、豊田消防署予防課の梅村さんは「防火・防災に興味を持ってもらいたい。1日5分考える習慣を」などと、学生たちに防火・防災に対する意識の向上を求めました。

 学生たちは、消防署防災指導車の起震車で震度7の体験と、消化訓練なども行いました。

 

起震車で震度7を体験 放水訓練
起震車で震度7を体験 放水訓練

2011/11/18

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