社会科学研究所が国立中央図書館と協定を締結
台湾研究に関する学術交流協定に調印

  本学の社会科学研究所と国立中央図書館台湾分館(台北市)は、11月9日、台湾の日本統治時代の歴史や社会・文化の研究に関する学術交流協定を締結した。
  本学は安村仁志副学長と社会科学研究所の檜山幸夫研究所長、大友昌子運営委員長と研究員、台湾からは国立中央図書館台湾分館のファン・ウェンリン館長ら2人の館員と国立台湾師範大学の蔡錦堂教授が出席して、名古屋キャンパス学長室で調印式を行った。
  檜山幸夫研究所長は「日台間のテーマのみでなく、東アジアスケールでの共同研究をしていきたい」と抱負を語り、ファン・ウェンリン館長は「国立中央図書 館台湾分館は2012年には国立台湾図書館と名称変更し、名実ともに台湾の中核的な図書館として生まれ変わる。今後は台湾学の推進と人的な交流も進めてい く」と述べた。
  社会科学研究所の30年余にわたる台湾研究は、日本のみならず台湾でも高く評価されている。今回の協定締結により、一層の研究の進展と深化が期待される。

(社会科学研究所)

協定書を取り交わす檜山研究所長(左)とファン館長協定書を取り交わす檜山研究所長(左)とファン館長

2010/11/12

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