梅村清弘総長・理事長が旭日重光章受ける

文化の日の11月3日、2009年度秋の叙勲の受章者が発表された。本学園の梅村清弘総長・理事長(写真)が顕著な功績を挙げた人に贈られる旭日重光章の受章者に選ばれた。
梅村総長・理事長は1937年4月生まれ、72歳。中京大学商学部、慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程、日本大学大学院文学研究科博士課程で学び、1965年中京商業高校(現・中京大学附属中京高校)校長、同年本学園理事長代理、1967年中京大学体育学部教授、1974年同体育学部長を歴任。1980―1988年中京大学学長を務め、1988年理事長に就任、1990年から総長を兼任している。
高校では校長在任時に校内改革に着手し、その後、普通校化、附属校化、男女共学化を実現。中京大学では社会のニーズに対応した新学部の開設、改組に力を入れ、学長就任時の4学部・大学院4研究科を現在の11学部・11研究科の総合大学に発展させた。
また、専門の「スポーツ社会学」の教育者として、18年余にわたって文部省保健体育審議会委員を務めたのを始め、国や愛知県等の公職に就き、社会体育、学校体育の充実に努めた。地域活動にも力を入れ、中京大学名古屋キャンパスで公開講座やオープンカレッジを開講、放送大学愛知学習センターを誘致するなどして社会人に「大学の知」を開放。先の愛知万博では「EXPO2005地球市民の会」等の会長を務めた。


旭日重光章の受章決定の栄に浴して

学校法人梅村学園    
総長・理事長 梅村 清弘
叙勲の栄に浴すことができ、身に余る光栄です。
若い頃から、学園の経営に参画し、高校、大学を発展させるために、全力疾走の毎日でした。協力してくれた教職員はじめ、ご支援いただいた多くの方々に感謝申し上げ、喜びを分かち合いたいと思います。
私学の経営を通じて、社会へ何らかの貢献ができれば、と常に考えてきました。社会に開かれた大学という構想を逸早く掲げ、オープンカレッジ、公開講座等に、取り組んだ結果が、ようやく実りつつあります。
私学経営は大変厳しい時代であり、幸い健康に恵まれていますので、学生、卒業生のために、これからも力を尽くしていきたいと思います。

2009/11/03

  • 記事を共有