中高齢者向け「健康・栄養相談とノルディック・ウォーキング教室」が開催されました
秋空の中、イーグルススポーツスクールの中高齢者向けプログラムである「健康・栄養相談とノルディック・ウォーキング教室」が開催されました。この教室は、整形外科医師である光山浩人教授、管理栄養士である中村和照准教授およびそのゼミ生が、健康相談と栄養相談を行い、そこでのアドバイスを受けて、ポールを使って歩くノルディック・ウォーキングを実施するというものです。全4回で開催されました。ノルディック・ウォーキングの指導は、光山教授のサポートを受けながら、福﨑千穂教授とそのゼミ生が担当しました。中高齢者の健康づくりに対し多方面からアプローチする教室の実施は、多様な人材をかかえた中京大学スポーツ科学部ならではの取り組みであるといえます。


ノルディック・ウォーキング教室では、毎回、最初にミニレクチャーを行い、ポールを使って歩くことの利点や運動の効果についての解説が行われました。その後、室内走路棟で基礎的な歩き方を練習し、後半30分ほどは自然豊かな豊田キャンパス内を歩きました。アイスアリーナやミュージアムの見学も行いました。


参加者の方々からは、「自分の栄養摂取状態について改めて知ることができた」、「学生と一緒に楽しく運動することができた」、「医師もいらして安心して歩くことができ、また丁寧に対応していただいてとても嬉しかった」といった声が聞かれました。学生からは「高齢者とのコミュニケ―ションを取る良い機会となった」、「(高齢者の方が)ポールを持つことで、より安定して歩くことができているようだった」といった感想がありました。
光山教授が今年度で定年退職されますが、同様の教室は継続していく予定です。