スポーツ科学部/中村和照ゼミ新メニュー考案!学食で販売
スポーツ科学部の中村和照ゼミナール(以下:中村ゼミ)が豊田キャンパス3号館の学生食堂CHUGLE CAFEに提供する新メニューを考案しました。中村ゼミが考案したのは、「豚肉の焼き肉風チーズ丼」と「米粉のビスコッティ」の2品です。豚肉の焼き肉風チーズ丼は500円で11月25日~27日の3日間、米粉のビスコッティは200円で12月2日~4日の3日間販売する予定です。
今回、新メニューを考案したきっかけや新メニューに対する思いについて中村ゼミの学生に取材しました。豚肉の焼き肉風チーズ丼を考案した牧村航志郎さん(4年)と谷口魁皇さん(4年)は考案のきっかけについて「豊田の食材に興味を持ち、アスリート向けのアレンジレシピを作りたいと考えていた時に豊田市の農政企画課から若者に知って、作って、食べてもらいたい地産地消レシピ集をいただき、それを参考にアレンジレシピを形にしようと考えた」と話します。また、メニューを開発のテーマについては「食事バランスが偏りがちなアスリートに向けて、その改善につながり、かつおいしく食べられる料理を作りたい」と自身の経験を踏まえて説明しました。

米粉のビスコッティを担当した川口汰樹さん(4年)と鳥津陸さん(4年)、横田隼佑さん(4年)は、こだわったポイントを「アスリートが練習前後に炭水化物を補給するために主材料を米粉とし、はちみつ、甘納豆を加えて、炭水化物を効率的に摂取できるように工夫した」と話しました。メニューを開発の過程では、「当初考えていたレシピが上手くいかず、メニューを1から考え直し、何度も試行錯誤を繰り返すことが大変だった」としつつ、「試作を重ねるごとに味が良くなっていくのを感じられて、楽しかった」と充実した経験になったことを振り返りました。

中村ゼミの学生が心を込めて考案した新メニューが多くの人に届くことを期待しています。

取材 学生広報スタッフ「ライト」
文:桑原一貴(経済学部4年)
取材・写真:中山実子(現代社会学部4年) 荻野朔矢(工学部2年)