総合政策学部×豊田自動織機 理論的に伝える力が大切

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 総合政策学部開講科目『経営学概論(担当:弘中史子教授)』は11月14日、中部経済連合会によるキャリア教育共創プログラムの一環で特別講師を招いた講義を実施しました。今回の特別講師は、株式会社豊田自動織機トヨタL&Fカンパニー生産管理部の山﨑あずささんです。メーカーでの働き方~キャリア紹介と海外勤務について~をテーマに、学生約200人が聴講しました。豊田自動織機の創業ストーリーから現在に至る各事業の概要を紹介。さらに自身が携わっている生産管理業務について、その具体的な内容ややりがいを分かりやすく解説し、社会人として求められるスキルが「普遍的スキル」と「専門的スキル」に大別されることを説明しました。また、1年間のトレイニー制度で北米に派遣された経験にも触れられ、文化や仕事観の違いを学ぶ中で、普遍的スキルである「理論的に伝える力」の重要性を強く実感したと話しました。

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 海外勤務の経験を伝える山﨑さん 

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 集中した様子の受講生

 最後に学生へのアドバイスとして「社会人は想像以上に時間がないので、学生の今だからこそできることに積極的に挑戦してほしい」「多様な仕事に触れられる新卒の機会は一度きりの貴重なチャンスである」といった温かいメッセージを送りました。

 今回の講義を通じて,学生たちは企業経営のリアルやものづくりの魅力を知るとともに,将来のキャリア形成にもつながる貴重な学びを得ることができました。山﨑さんの話を聞いた学生からは、仕事のやりがいや就職活動の軸、求められるスキルなど多くの質問があがり、山﨑さんは丁寧に回答しました。

 キャリア教育共創プログラム

 産学共創によるキャリア教育(人材育成)の実践策として、中部経済連合会と連携し、企業から大学の講義へ講師派遣等を行うプログラム

2025/11/20

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