経営学部/中村雅章ゼミ 竹あかり手作り体験会を開催
経営学部中村雅章教授は11月10日、担当授業「ゼミナールⅡ(2年生)」において、NPO法人赤目四十八滝渓谷保勝会の朝田光祐氏と西浩平氏を講師に招き、中京大学名古屋キャンパスで竹あかり手作り体験会を行いました。

中村ゼミでは、社会課題の解決をテーマに実践的なプロジェクトに日々取り組んでいます。今回の活動は、三重県名張市にある赤目四十八滝の地域活性化を目的としたプロジェクトの一環です。赤目四十八滝は夏に多くの観光客で賑わう一方、秋冬は竹藪が生い茂り、夜間ライトアップが行われているにもかかわらず夏より観光客が減少するという課題を抱えています。
体験会では、学生たちはSDGsの観点から竹害対策として伐採された竹の再利用について学び、学生たちは実際にドリルで竹に穴をあけ、思い思いの竹あかりを制作しました。


朝田氏は「大学とお互いに良い関係で面白いことをしたい。何かやっているということで(地域活性化への)動きをつけたい」と話しました。
また、竹あかりの体験をした稲垣俊輔さん(経営学部2年)は、「(竹あかりを作るのに)時間がかかるからこそ達成感を得ることができた」と笑顔で語りました。
なお、赤目四十八滝では2025年10月26日から2026年1月25日の期間、滝のライトアップイベント「三重赤目・滝あかり」を開催しています。この期間中、11月30日に今回の体験会を受けて学生が考案した竹あかりの制作ワークショップを学生自らの手で開催します。紅葉シーズンにぜひ現地に足をお運びみてはいかがでしょうか。



(写真左から)西浩平氏、朝田光祐氏
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取材 学生広報スタッフ「ライト」
文:大石和佳奈(経営学部4年)