中京大学硬式野球部から3選手がドラフト指名を受ける
10月23日に行われたプロ野球ドラフト会議(以下:ドラフト会議)で、硬式野球部の3選手がドラフト指名を受けました。秋山俊選手(スポーツ科学部4年)は3位指名で埼玉西武ライオンズ、髙木快大選手(スポーツ科学部4年)は7位指名で広島東洋カープ、大矢琉晟選手(スポーツ科学部4年)は育成3位で福岡ソフトバンクホークスから指名を受けました。
会場の名古屋キャンパス清明ホールには、硬式野球部の部員や在学生、教職員が多く集まり、期待と緊張の入り混じった雰囲気に包まれました。16時50分にドラフト会議が始まると、全員が今か今かと指名の瞬間を待ち続けました。3巡目で秋山選手の名前が呼ばれた瞬間、張りつめていた空気が一気に盛り上がりに変わり、祝福の声や拍手の音が響き渡りました。その後、7巡目で髙木選手、育成3巡目で大矢選手が呼ばれ、緊張から笑顔に変わる本人たちの表情を見ることができました。
指名を受けた選手は、順次、場所を移動し、報道陣からのインタビューに答えました。記者会見の場で指名後初めて家族と顔を合わせた選手たちには、笑顔や涙が見られ、全員がこれまで支えてもらった人たちへの感謝を口にしました。硬式野球部の半田卓也監督は、「厳しい世界だとは思うが、少しでも長くプロの世界で頑張ってほしい」と激励の言葉をかけました。
最後には、指名された3選手を硬式野球部の部員たちが胴上げしました。両手両足を大きく広げ、高く投げられる選手たちの姿は、全身で喜びを表現しているようでした。
指名された選手が硬式野球部の経験を糧にこれからプロ野球選手の
取材 学生広報スタッフ「ライト」
文:桑原一貴(経済学部4年)
写真:学生広報スタッフ「ライト」