工学研究科/松井大輝さん 学会で奨励賞受賞 学長賞が贈られる

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 (写真左から)松井大輝さん(工学研究科博士後期課程2年)、梅村清英総長・理事長、学長

松井大輝さん(工学研究科博士後期課程2年)は10月14日、学長賞を受賞しました。松井さんは「2024年非線形問題研究会」の奨励賞を受賞。その成果が称えられ、今回学長賞を受賞しました。

 松井さんが受賞した同学会の奨励賞は、学会内の発表件数の5%を上限として、優秀な発表を行った発表者に贈られるものです。約100名の中から見事、栄光を手にしました。松井さんの受賞研究は、「自律系より得られる時系列データおよびパラメータを学習したExtreme Learning Machineに基づく分岐解析手法」であり、これまで研究が行われていない分野の研究です。松井さんはこのテーマを選んだ動機として、「誰もやっていないからこそ、この分野に挑戦した」と笑顔で語りました。

 また、松井さんは今回の受賞に対して、「純粋に自分自身の研究成果が認められてうれしい。今後はより高度な数式に取り組み、研究をさらに進展させたい」と語りました。松井さんの指導教員である高坂拓司教授は「いつでも研究室で研究に励んでいる」と、松井さんの研究意欲についてコメントしました。

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 (写真左から)高坂教授、松井大輝さん(工学研究科博士後期課程2年)さん、梅村清英総長・理事長、学長

取材 学生広報スタッフ「ライト」

  •  文・取材・写真:岡嶋祐衣奈(文学部4年) 小栗瞬平(現代社会学部3年) 梶川博司(経済学部4年)

2025/10/20

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