鈴木元久さんが豊田市長と意見交換 テーマはSDGs
豊田市主催「学生×市長 シン・とよたミーティング」が8月21日、豊田市内で開催され、本学からは鈴木元久さん(現代社会学部4年)が参加しました。豊田市は「こどもと進めるまちづくりハンドブック」を定め、こどもや若者の意見を施策に取り入れる取り組みを進めています。その一環として、市内の大学と高等専門学校に通う学生が一同に集まり「どうするSDGs?『持続可能なまち』に必要なこと」をテーマに、豊田市長と意見交換しました。
自己紹介をしたのち、それぞれが考える『持続可能なまち』に向けたアイデアを発表しました。参加者は、自然と触れ合う機会が重要として「猿投という立地を生かしたプロジェクトとして、山でゴミ拾いをして天体観測」というアイデアを発表すると、太田稔彦豊田市長は「豊田市は7割が森林です。山とまちを繋ぐ一つのプロジェクトとして良いですね」と話しました。鈴木さんは、中京大学で取り組んでいるプロギングを紹介。「ゴミ拾いの量を競うことを、高校生やファミリーを巻き込み楽しめるイベントも良いのでは」と提案しました。
意見交換会の様子(左)、提案する鈴木さん(右)
意見が活発に交わされ、太田市長は「豊田市はSDGs推進全国1位です。SDGsの底上げが課題であり、チャレンジする余地はあります。さらに、チャレンジを地域社会で受け入れる余地もあります。豊田市の持続可能性を考え、このメンバーで実際に行動してみましょう」と投げかけました。
2025国際首長フォーラムは10月に豊田市で開催される予定です。
鈴木元久さんのコメント
ゼミ活動の一環で豊田のまちおこしについて考えてきました。今回参加した意見交換会を通して、今後は自らが主体的にまちおこしやまちの魅力を発信する側になりたいと思うようになりました。その第一歩として、身近なことからコツコツと取り組んでいきたいです。
太田稔彦豊田市長(前列左から2人目)、鈴木元久さん(後列右から2人目)