資格センター/中日新聞社主催「ビズトレ」を開催
資格センターは9月3日、「公務員準備(人物+作文)」講座で中日新聞社から講師を招き、中日新聞の人材研修「ビジネストレーニング」を開催しました。午前の部では、中日新聞社教育支援事務局の山本克也氏が講師を務め、「まわしよみ新聞ワークショップ」を行い、3年生28人が参加しました。まわしよみ新聞ワークショップとは、新聞を使って交流するワークショップで、社会常識の習得やプレゼンテーション力の向上を目的としています。
山本克也氏
学生たちは、5~6人のチームに分かれ、各々気になった新聞記事を3つ選び、なぜその記事を選んだのかをチームメンバーに発表。チーム内で共通点を見出し、1枚の模造紙に「〇〇新聞」と題し、講師や受講生を前にして発表しました。あるチームは、中日新聞の朝刊で名古屋市が「2025年日本の都市ランキング」で2位に輝いたことに着目。「758(なごや)新聞」と題し、名古屋の魅力がつまった記事をまとめ、発表しました。チーム別発表を終えると、山本氏は「新聞は人生を豊かにする道具です。新聞にはさまざまなジャンルの情報がたくさん掲載されています。ぜひ新聞を積極的に活用し、社会常識を身に付けてください」と学生たちにメッセージを送りました。
午後の部では、中日新聞教育支援事務局教育支援委員の梅本秀基氏を講師として招き、「伝わる文章の書き方」講座を開催。2年生21人が参加しました。梅本氏は冒頭、「作文に苦手意識を抱く学生も多いですが、コツさえつかめば簡単に書くことができるようになります」と伝えました。
梅本秀基氏
講義の中で梅本氏は「文章は見出しで8割が決まります。まずは見出しを作成してから、頭の中で肉付けして仕上げていくことを意識してください」と説明。学生たちは講座内で実践を繰り返し、文章のコツを身につけていました。参加した学生は、「文章を書くことに自信がなかったのですが、この講座を受けて少し自信がつきました」と、感想を述べました。