2025年度 Tongaliビジネスプランコンテストで3組が受賞

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 学生発ベンチャーの創出と起業家育成を目的とする「Tongaliビジネスプランコンテスト2025」の決勝が6月21日、名古屋市デザインホールで開催されました。日本全国から約100チームの応募がある中で、書類審査と準決勝を勝ち抜いた学生16チームが、ビジネスプランを披露しました。中京大学からは3組が決勝に進出し、計6つの賞を獲得しました。

 Reposit
 2週間で"やせ型の腸"に⁈ 米ぬか由来の高栄養食「ライスブランバー」

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 (写真右から)津谷育杜さん(経営学部2年)・小野はなさん(経営学部2年)・渡邉結衣さん(経営学部4年)

 捨てられてしまう栄養豊富な米ぬかを活用し、手軽に腸活ができるライスブランバーを開発。決勝では試作品のクオリティの高さや海外進出への着手、SDGsへの貢献性が評価され、Tongali賞4位(活動支援金40万円)に加え、菱商事賞・TKC中部会賞も見事受賞しました。

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 試作品を審査員の方に渡す津谷育杜さん

津谷育杜さん

 初めて出場させていただき、熱量とか肌で伝わるものをすごく感じた。これだけ学生が学業以外で本気になっている姿を見て、自分もよりやってみたいと思いました。代表の姿を参考に今後も自分自身のアイデアを形にしていきたいです。

小野はなさん

 審査員のリアルな声が聞けて、自分自身の携わっているプロジェクトの想いが届いているのがうれしかったです。

 Floragin
 愛知のロスフラワーから生まれる、香るノンアルコールクラフトジン事業

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 (中央二人、右から)梶川博司さん(経済学部4年)・小池章悟さん(文学部4年)

 廃棄予定の菊を活用したアルコール度数0%のクラフトジンのビジネスプランを発表。決勝では愛知県の花の生産量日本一という地域性の活用や、ロスフラワー問題×ジンというユニークな発想が評価され、MUFG賞となごのキャンパス賞を受賞しました。

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 プレゼンテーションをする梶川博司さん

梶川博司さん

 受賞させていただいたことも、とても嬉しかったのですが、多くの方に自分自身のアイデアを聞いていただけたこと、アイデアへの改善案を教えていただけたことが何より嬉しかったです。

小池章悟さん

 今回のビジネスコンテストを通してより、アイデアを出せるように成長できました。今回の経験を通して、他のビジコンや学生企業家の育成プログラムへ挑戦していきたいです。

 NUEC03
 感情AIを用いた社会人向け会話パーソナルトレーニングアプリ


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 (写真右側)長戸礼心さん(経済学部3年)

 AIによる音声解析で利用者の感情・話速・抑揚をリアルタイム判定し、面接などの練習をすることで緊張を克服するというサービスを披露。最先端技術であるAIを活用したアイデアが評価され、奨励賞の獲得となりました。

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 プレゼンテーションをする長戸礼心さん

長戸礼心さん

 参加してみて正直とても楽しかったです。またこの経験から見えてくるものが多くありました。今後のビジネスコンテストにおいても、今回の経験を活用して、挑戦していきたいです。

今後の展望

 受賞チームは7月〜10月にかけて実施される事業化支援プログラムに参加し、ビジネスモデルのさらなる改善と、ビジネススキルの上達を目指します。各チームの今後の活躍から目が離せません。

取材 学生広報スタッフ「ライト」

  •  文・取材:岡田美虹(スポーツ科学部3年)
  •       梶川博司(経済学部4年)

2025/09/18

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