水泳部/世界選手権出場選手、学園首脳陣を表敬訪問
7月から8月にかけて行われた水泳の世界大会に出場した選手4人と本学水泳部の髙橋繫浩部長、佐々木祐一郎監督は8月27日、大会の結果報告のため学園首脳陣を表敬訪問しました。
(写真左から)髙橋繫浩部長、佐々木祐一郎監督、山本大地選手、谷口卓選手、西小野皓大選手、藤井萌夏選手)
出場選手は、谷口卓選手(OB・GSTR財団)、西小野皓大選手(スポーツ科学部4年)、山本大地選手(スポーツ科学部2年)、藤井萌夏選手(スポーツ科学部3年)です。各選手、ベストタイム更新、メダル獲得など、世界の舞台でも大いに活躍されました。また、佐々木監督は競泳日本代表コーチとして、世界水泳に帯同しました。
梅村清英学長は、「お疲れ様でした。名古屋キャンパス、豊田キャンパスで試合のライブビューイングを行い、そこから応援していました。皆さんの活躍は本当に嬉しいです。現状に満足せず、さらに高みを目指してください」と言葉をかけていました。
また、梅村義久副学長、林田健二学長補佐、伊藤正男中京大中京高校長も、各選手に労いの言葉をかけたり、大会期間中の選手の様子などを興味深く聞いたりしていました。
報告を受け、言葉をかける学園首脳陣
谷口選手は、世界水泳にて50m、100m平泳ぎに出場しました。50mでは自身の持つベストタイムを更新し、日本記録を樹立しました。「初めてメダルが見えた」とし、2028年のロス五輪に向けて今後の自分が楽しみだと話しました。西小野選手は200m背泳ぎで準決勝まで出場し、ベストタイムを更新しました。初めてのシニア日本代表で、世界との差を改めて体感したと語りました。さらに自信が成長して代表に入り続け、五輪出場を果たしたいと意気込みました。山本選手はワールドユニバーシティゲームズで400m、800m、1500m自由形に出場し、うち2種目では決勝進出を果たしました。良い経験ができたと話し、今後はA代表にも選出されるように頑張っていきたいと目標を掲げています。藤井選手は世界水泳アーティスティックスイミングのチームフリーにて、銀メダルを獲得しました。競技は生活の一部になっていて、その中で練習成果を出せたことは非常に嬉しかったと笑顔で報告していました。また、獲得したメダルを手にして学園首脳陣に報告しました。
メダルの説明をする藤井選手と、手に取る首脳陣
さらに、9月4日から7日にかけて行われる全日本インカレについて意気込む様子も見られました。西小野選手、山本選手は個人種目での優勝や、団体での優勝に向けて活躍を誓いました。藤井選手も楽しみながら頑張りたいと意気込んでいました。
なお、インカレアーティスティックスイミングは8月31日に行われ、藤井選手はソロフリーにて8位をおさめています。
各選手の今後のさらなる活躍に、期待が膨らみます。
取材 学生広報スタッフ「ライト」
- 文:河澄祥歩(文学部3年)
- 写真:宇都亜衣菜(文学部2年)