スポーツ科学部芦塚ゼミ・草薙ゼミ/「地球を愛する学園祭」に出展
スポーツ科学部の芦塚ゼミと草薙ゼミは、愛知県が愛・地球博記念公園で開催(期間:2025年8月1日から31日までの毎週金・土・日)した「地球を愛する学園祭」の企画案が採択され、ブースを出展しました。
本イベントは、愛知万博20周年記念事業「愛・地球博20祭」の一環で、愛知万博のメインテーマ「自然の叡智」がどのように継承され、また、未来へ持続可能な社会を残すために、これから何ができるのかということについて、学生の自由な発想により企画運営するイベントです。
このイベントには、県内22大学39チームが参加し、本学からは芦塚ゼミから3チーム、草薙ゼミから1チームが参加しました。
芦塚ゼミ AZ CONNECT(エージーコネクト)
学生主体のエコアクションで海洋プラステックゴミ問題の意識を高めよう
海洋プラスチックごみは世界で 1 億 5 千万トン以上の量が存在し、その7~8 割が街から発生している現状を報告するとともに、その解決策のひとつとしてプロギング(ジョギング×ごみ拾いのスポーツ)を紹介しました。来場者からは「近所でもやってみたい」などの声が寄せられ、環境意識を高めることができました。
芦塚ゼミ Lemon+(レモンプラス)
レモネードスタンドを利用した寄付活動で生命を脅かされる状態にある子どもを支援しよう
アメリカで小児がんと闘っていた少女が同じように病気で苦しんでいる子どもを助けたいと始めたレモネードスタンド。この活動が現在、日本にも広がっています。今回のイベントでは、学生らが実際にレモネードを販売し、その収益をNPO 法人愛知こどもホスピスプロジェクトへ寄付しました。
芦塚ゼミ SDGsレンジャー!
<食育SDGs(食から学ぶSDGs)×地産地消>の実践を産学協働で!
愛知県の食料自給率が低いことに注目し、地産地消の重要性を紹介しました。地産地消を行う事で配送中のCO2や輸送に必要なエネルギー消費の削減につながる点を、地元の食材を使用して考案したうどんの販売を通して伝えました。
来場者からは「地元の食材について知れて良かった」といった声があがり、3日間で191杯を販売しました。
草薙ゼミ
アスリートの食と女性スポーツ推進とスポーツSDGs活動の周知
アスリートの食として、アスリートが大切な試合前や練習前でも我慢せずに安心して食べられるカップマフィンの販売を行いました。このカップマフィンは、豊田市内にある菓子店と共同で開発しました。特徴としては、グルテンフリーで低脂質・高たんぱく、適切な糖質を摂取できる栄養設計がされており、アスリート以外にも子どものおやつや高齢者の栄養補給にも適しています。
参加者からは「とても美味しい」と感想が寄せられ、このイベントでは3日間で1500個を販売しました。
また、女性スポーツ推進とスポーツSDGs活動として、女性アスリート用の更衣室が設置されていないスポーツ施設が多い現状を解決する手段として考案された"簡易型更衣テント"の体験展示を行い、主にスポーツ服のリユース・リサイクルを目的とした不服の回収活動も実施しました。さらに、会場装飾として、フラワーロス活動も実施し、廃棄される花からドライフラワーを制作し、フォトスポットを設け、最終日には希望者にドライフラワーをプレゼントしました。
各ブースにおいて、多数の来場者が本学のブースに訪れ、商品や活動内容について興味深く質問し交流する機会になりました。
来場者の方からは「学生の活動について知れて良かった」「子どもが社会問題について学ぶ良い機会になった」などコメントをいただきました。
中京大学ではこうした地域と連携した活動を通じて、学生へ社会連携教育の場を提供していきます。また、今後も地域社会との連携を深め、地域活性化の取り組みを継続してまいります。
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