中京大学ダンス部が国内外で活躍する三代舞踊団と初共演
7月27日に、卒業生で著名な舞踊家の三代真史氏が主宰する三代舞踊団の35周年記念公演「蜘蛛の糸」に、中京大学体育会ダンス部が出演し、三代舞踊団との初めての共演が実現しました。
記念公演のAct.1では、本学ダンス部が全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)で発表する「コンクラーベ(教皇選挙)」を披露し、個々の持ち味を生かした躍動感あふれるパフォーマンスで会場を大いに盛り上げました。
その後、「コンクラーベ(教皇選挙)」は、8月の全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)で「入選」という成果をおさめました。
続くAct.2では、三代舞踊団による「蜘蛛の糸」にもダンス部が出演し、プロのダンサーとともに舞台を作り上げることで、新たな表現力や創造性を身につける貴重な機会となりました。
2025年度より、中京大学体育会ダンス部の指導に、三代真史氏および三代舞踊団の芸術監督・坂本久美子氏(ともに本学卒業生)に携わっていただくこととなりました。
今後も三代舞踊団とは、さまざまな連携や交流を予定しています。11月24日開催予定のダンス部主催の自主公演会では、披露する作品の一部を三代氏が提供する予定です。
また、12月21日に開催される三代舞踊団主催のクリスマス公演にも、ダンス部が出演する予定です。この公演には、三代氏と坂本氏が2019年2月に国際招待講師として招聘されたことをきっかけに交流が始まった、セントラルミシガン大学芸術情報学部舞踊学科の学生が招待されます。ダンスを通じた国際交流が実現される予定です。
スポーツを通じた卒業生の連携や国際交流の好事例となることが期待されます。
三代真史(みしろ・まさし)氏
中京高校から中京大学体育学部に進学。大学時代は新体操部に所属、全日本学生団体3連覇、4年生の時に全日本で団体初優勝。卒業後はジャズダンスに転身。NYで学んだダンスと新体操で鍛えた高い身体能力を基軸に武士道精神から独創的な三代スタイルを構築。1990年よりジャズダンス世界大会の招待を受け米国各都市・ドイツ・メキシコ・中南米で日本代表として出演。1993年「名古屋市芸術祭賞」受賞。2000~2007年ヨーロッパツアー(17ヶ国127都市217公演)。2012年「名古屋市民芸術奨励賞」受賞。JDWC Master Teacher
Board Director。2019年セントラルミシガン大学国際特別講師。
坂本 久美子(さかもと・くみこ)氏
中京大学体育学部卒業。三代舞踊団 芸術監督/演出家・脚本・振付家
JDWC (米国)Board Director(アジア地区代表委員)
第7回Jazz Dance World Congress 世界大会国際振付コンクール金賞(米国)受賞。
第8回JDWCよりInternational Choreographerの称号を授与する(バッファロー)。
※三代舞踊団は1985年三代真史氏を核とし、中京大学男子新体操出身者で結成された
「Masashi Action Machine」が土台となっています。