男子ソフトボール部/U23アジア杯 日本代表優勝に貢献
第2回男子U23アジアカップが6月2日~5日、タイ・バンコクで行われ、日本が見事優勝を果たしました。中京大学からは男子ソフトボール部の安形恭悟選手(スポーツ科学部4年・主将)、北川航大選手(同学部4年)、植村和希選手(同学部4年)、中西崇晏(同学部3年)が日本代表に選出されました。
安形恭悟選手
日本代表選手として選ばれた時の心境を「嬉しかった」と笑顔で語ります。日本代表として学んだことについて「日本代表のキャプテンが明るくチームを引っ張り、まとめていた姿に学ぶことが多かった」と振り返りました。普段は中京大学同部の主将を務める安形選手らしい視点で答えてくれました。今後については「今回日本代表として学んだことを生かし、全力でがんばっていきたい」と意気込みます。
長打力を武器にアジアカップでもホームランを多く放ち、日本の勝利に大きく貢献。これからの活躍にも期待が高まります。
北川航大選手
「日本代表選手に選ばれてうれしかった。人生の中でも貴重な経験ができた」北川選手は日本代表に選出された時心境をこう振り返ります。日本代表の活動を通して印象に残ったことは、周りのレベルの高さ。「プレーだけではなく、それぞれがチームのために積極的に行動する姿は日本代表としてふさわしい人たちだと感じた」と語ります。ソフトボールを始めたのは大学に入ってからだという北川選手は「努力次第で日本代表になれる。頑張ることの大切さをチームのみんなに伝えていきたい」と話します。
今後の大会に向けて「最後の年なので最高の結果を残したい」と力強く語ります。
植村和希選手
「選考会では調子が良くなく、プレー面で不安が残っていたが、初の国際大会を楽しむことができた」植村選手は日本代表に選ばれた率直な気持ちを語ります。印象に残ったことは、コミュニケーション。選手たちのレベルが高かったが、会話の内容が具体的で楽しく、刺激を受けたといいます。海外の選手とは、言葉の壁があり円滑なコミュニケーションは難しかったが、ジェスチャーや表情などで乗り越えることができたという。「伝えようとする姿勢の大切さ」を学んだと語ります。
長打力を武器とする植村選手。今後の試合でもその武器を活かし、チームの勝利に貢献したいと決意を示しました。
中西崇晏選手
中西選手に選出時の心境を尋ねると「2年間の努力の結果が結ばれた」と嬉しそうに語ります。同時にワールドカップへ繋がる大会だったため、代表としての責任も感じたといいます。台湾戦では2度のホームランを記録した中西選手。「チームに貢献出来てうれしかった」と笑顔を見せました。代表チームは、一つのプレーに関してみんなで細かく話合う姿勢に刺激を受けたようです。その経験を、中京大学のチームにも繋げたいと話します。
今後の大会では、クリーンナップを務めることが期待される中西選手。「チャンスで必ず打つ。応援してくれる人たちにもプレーで恩返ししたい」と決意を語ってくれました。
取材 学生広報スタッフ「ライト」
- 文:中野桃花(総合政策学部2年)
- 取材:水谷希香(経営学部3年)
- 写真:上小牧空(スポーツ科学部3年)
- 中野桃花(総合政策学部2年)