国際学部/亀田和明ジャパン・プラットフォームNGO事務局長・元ウガンダ駐箚特命全権大使による講演会
国際学部尾和潤美准教授は、7月17日、担当講義「グローバルガバナンス論」において、亀田和明氏をお招きし、「グローバル化した社会における開発協力が抱える今日的課題」と題した講演会を開催しました。
亀田氏は1978年~2020年まで外交官として外務省でキャリアを築かれ、2016年~2020年まで駐ウガンダ特命全権大使を務められました。また、2021年~2024年は在札幌ウガンダ名誉領事、2024年からはNGOのジャパン・プラットフォーム事務局長としてご活躍されています。亀田氏は、同講義担当の尾和潤美准教授が在ウガンダ日本大使館で勤務した際の上司であり、2022年以降、毎年本講義の特別講師として講演されています。
学生の感想
・グローバル人材になるためには、実際に自分の目で見ること、五感で感じること、現地へいくこと、第一資料を見ることが欠かせないと知り、これからの大学生活はもちろん、その先も意識して生活してきたいと感じた。
・日本の支援はきめ細やかだといわれる理由が気になっていたが、援助において「相手の話をちゃんと聞いて、丁寧に気を配って進めている」という点が評価されていると知り、相手に寄り添うという姿勢は日本らしさでもありとても誇れることだと改めて感じた。自分もこれから何か支援にかかわったり人助けをするときはこうした「丁寧さ」を大切にしたい。
・すでに発展した国が責任を持って支援していくべきだという意見には共感する。特に、かつて他国を支配して利益を得ていた国こそ、今はその力を使って発展途上国をサポートするべきだという考え方には重みを感じた。これから自分も、こうした国際的な責任や企業のあり方について、もっと学んで考えていきたい。