法学部/朝日新聞社の講師 ワクワクすることを続けて
法学部開講科目「入門演習(担当:緒方あゆみ教授)」は7月14日、朝日新聞名古屋本社統括チームの山田理恵さんを講師に招き、講義を行いました。本講義は「キャリア教育共創プログラム※」の一環として実施されました。
山田さんは「子育てと仕事観、人生観」というテーマで、学生に対して自身の経験から得た考え方を説明しました。新聞記者を目指した当時を振り返った山田さんは「世界中が注目していた紛争が発生していて非常に心震えた」と話し、「自分が気になる事柄を膨らませると、興味と進路の方向性が見えてきます」と伝えました。さらに自らの就職活動について「記者と直接話をした際に、記者自身が仕事に対して楽しそうに話している姿が印象的」として朝日新聞社の記者になった経緯を説明しました。
携わった仕事内容を解説する山田理恵さん
現在は、育児・研究・仕事と忙しい日々を過ごす山田さん。「新聞記者はとくにワークとライフは切り離すことが難しいと思います。仕事が充実すれば、ライフも充実します。自分がワクワクすることをし続けてほしい」とメッセージを送りました。その後は、学生からの質問に答える形で講義が進みました。学生から「就職してから役立った大学時代の経験は何かありますか?」と問われると、「大学時代の経験は、決して就職のための経験ではないと思います。自分を高めることになると思うことには、積極的に挑戦してほしいです。結果として、その経験は就職後に役立つことがあります」と伝えました。
質疑応答の様子
※キャリア教育共創プログラム
産学共創によるキャリア教育(人材育成)の実践策として、中部経済連合会と連携し、企業から大学の講義へ講師派遣等を行うプログラム