総合政策学部×日本銀行 金融市場研究の更なる深みへ

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 総合政策学部の石井ゼミ(担当:石井北斗講師)は10月11日、日本銀行名古屋支店(名古屋市中区)を訪問しました。石井ゼミは、金融市場について研究を進めていて、中央銀行の役割や金融システムの仕組みについて理解を深めるために今回現場を訪れました。

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 パレットに積まれた40億円分の模擬紙幣

 ご担当者によるレクチャーでは、日銀ネットをはじめとした金融システムの仕組みや新紙幣の偽造防止技術について説明があり、ゼミ生たちは日本銀行の役割や取り組みに関する専門的な内容を学びました。レクチャー後は、パレットに積み上げられた紙幣の模型や過去に使われていた旧金庫扉を見学しました。

コメント

 日本銀行は、紙幣の発行から傷んだ紙幣の回収まで、発券銀行として重要な役割を担っていることを学ぶことができました。また、金融機関や個人・企業から持ち込まれる汚破損した紙幣の引換業務に関する疑似体験は貴重な経験となりました。

2年 井山更楽

 今回の見学では、日本銀行の役割や成り立ち、新紙幣に施されている偽造防止技術について学ぶことができました。特に、新紙幣の偽造防止技術に関しては深凹版印刷やブラックライトに反応する印章など、これまで知らなかったことを教えていただけたので、とても良い経験になりました。

2年 小野田陽介

 今回の見学を通じて、新紙幣に施されている「肖像画の向きが変わる」や「NIHONGINKOと小さく印刷されている」といった偽造防止のための細かな仕掛けについて学ぶことができました。実際に実物を確認しながら解説を伺うことができたので、より一層新紙幣への理解を深めることができました。

2年 加藤麻友香

 日本銀行名古屋支店を訪問し、日本銀行の業務内容や地域における役割について学びました。特に、新紙幣に施されているユニバーサルデザインについて、誰もが使える工夫がなされているというお話が印象的でした。また、紙幣の引換体験や実際の業務が行われている窓口見学を行うことができたので、日本銀行の役割や業務について深く学ぶことができました。

2年 木村梨乃

 日本銀行名古屋支店の見学を通じて、2024年から発行されている新紙幣について学ぶことができました。特に3Dホログラム、高精細すき入れ、深凹版印刷など、新技術によって偽札防止に取り組んでいることが分かりました。普段新紙幣を使用していても気づかないような小さな工夫を知ることができ、貴重な経験となりました。

2年 小林朋奈

 日本銀行名古屋支店を見学させていただき、日本銀行内でのお金の保管方法や新紙幣の偽造防止技術について学ぶことができました。特に3Dホログラムという偽造防止技術が世界で初めて新紙幣に使用されていることを知り、日本の技術の高さや素晴らしさを改めて実感しました。

2年 小林真由

 日本銀行名古屋支店の見学では、ご担当者によるレクチャーを通じて日本銀行の歴史や役割を学ぶことができました。その他にも、実際に紙幣を手に取りながら、新紙幣に採用されているホログラムやパールインキなどの偽造防止技術についてご説明いただけたので、新紙幣に関する理解を深めることができました。

2年 櫻井泉織

 今回の見学では、ご担当者による解説を通して新紙幣に施されている技術や工夫について学ぶことができました。特に、新紙幣には旧紙幣よりも工夫されたユニバーサルデザインが採用されていることを知ることができました。ほかにも、最新技術を用いたホログラムやブラックライトで光る特殊インクなど偽造防止について学ぶことができ、紙幣に対する理解が深まりました。

2年 島津陽一

 見学時のセミナーでは「政府の銀行・銀行の銀行・発券銀行」や「新紙幣の偽造防止技術」について分かりやすく説明してくださり、日本銀行の役割や取り組みを詳しく学ぶことができました。また、受払や貸借を担当する業務課を見学することができたので、日本銀行の業務に関する理解が深まりました。

2年 谷口瑠菜

 今回の日本銀行名古屋支店見学を通じて、金融システムの仕組みについて理解を深めることができました。その中でも、毎日100兆円以上のお金が日本銀行金融ネットワークシステム(日銀ネット)で動いているというお話が最も印象的でした。

2年 橋本勇輝

 今回の見学を通じて、日本の「紙幣」と日本銀行の業務について理解を深めることができました。レクチャーでは新紙幣に採用されている高度な偽造防止技術についてご説明いただき、日本の紙幣がいかに緻密に設計されているかを知ることができました。

2年 持永希来

2024/11/05

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