中京大学公開講座 経済・経営シリーズ第85回
持続可能な社会を目指して-変革の時代を迎えて-を開催
梅村学園創立100周年記念中京大学公開講座経済・経営シリーズ第85回(中部経済同友会共催)が11月2日、名古屋キャンパス清明ホールで開催されました。「持続可能な社会を目指して-変革の時代を迎えて」をテーマに、中部経済同友会筆頭代表幹事で日本特殊陶業株式会社代表取締役会長の尾堂真一氏を講師に迎え、約200人が聴講しました。
講演する尾堂筆頭代表幹事
冒頭の挨拶で梅村清英中京大学長は「中京大学公開講座を開始して35年の月日が経ちました。変化が求められる現代社会において、80年間セラミックスのモノづくりを極めたメーカーが、未来に繋ぐグローバルで持続可能性を重視した経営とは何かについて伺えるものと楽しみにしております」と述べました。
挨拶を述べる梅村中京大学長
続いて、中部経済同友会・教育を考え行動する委員会の九鬼綾子委員長から、挨拶と尾堂氏の紹介がありました。
尾堂筆頭代表幹事を紹介する九鬼委員長
講演では、日本特殊陶業株式会社のCMから始まり、ダイバーシティは経営戦略、従業員全員が主役である、を軸に企業風土を変える制度をどのように拡充してきたのかについて触れ、多様性の推進は成長のための重要な施策の一つであると述べました。今後の展望として「地球・時代を輝かせる存在になる」という想いに触れ、先行き不透明な変化に向けて果敢に挑戦を行っています、と力強いメッセージが送られました。
講演後は盛大な拍手に包まれ、参加者それぞれが思いを馳せながら閉会しました。