工学研究科杉山天志さん「第38回ファジィシステムシンポジウム」にて優秀発表賞を受賞

 杉山天志さん(工学研究科修士課程1年加納研究室)は、9月14日から16日に開催された「第38回ファジィシステムシンポジウム(FSS)」でFSS優秀発表賞を受賞しました。
 同シンポジウムは、日本知能情報ファジィ学会が主催しており、あいまいさを含む全方位から知能の解明・実現・応用に対して科学的に挑戦することを目的としています。また、ファジィ理論やソフトコンピューティングの基礎・理論をはじめ、機械学習、ロボット、教育支援やAI応用分野など幅広い分野の論文発表を広く募集しています。
 今回のFSS優秀発表賞は、企画セッションで発表した若手研究者を対象に企画者からの推薦に基づいて選出されるものです。
 杉山さんの発表は、ロボットの着用する衣服によって人に与える感情的な印象が変化するかを調査した研究です。過去の研究では、ロボットの動作や、LEDの発色によって感情を伝達する研究が行われていますが、ロボットの衣服の色によって感情伝達の可能性を探る研究は例を見ません。

 杉山さんは「このような素晴らしい賞を頂くことができてとても光栄です。学部時代から行ってきた研究がこのように素晴らしい形となったのも、加納教授のご指導のおかげです。学会では私の考えとは違う意見も多く取り入れることができ、そういった意見を今後の研究に繋げていきたいと考えています」と語りました。

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2022/10/05

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